日に新た(月刊『PHP』裏表紙の言葉)

再生の年

今、政治で多くの課題が先送りされている。

 

それは、まだ余裕があると高を括っているか、あるいは先送りしていれば、そのうちに状況が変わって、自然と解決するとでも思っているかのようである。

 

しかし、先送りは事態を深刻化させるばかり。

 

手をつけたときには時すでに遅しということになりかねないし、挽回するにしても、莫大なエネルギーと時間を要する。

 

それではあまりに知恵の無い話で、取り返しのつかない禍根を将来に残してしまうことになろう。

 

わが国のおかれた状況は、もはや一刻の猶予もならない。

 

今、求められているのは、“もうあとがない”と覚悟を決め、早急に一つひとつ対策を講じて、とにかく実行に移すこと。

 

うまくいかなければ次の施策を考え、またやればいい。

 

それを繰り返していくしか、崩れゆくこの国を再生する手立てはないといえよう。

 

新たに迎えた年を、真の復興、再生に踏み出した一転機として後世に残る、そんな年にしたい。

 

 


 

 

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『PHP』誌は、PHPの考え方を広く世に伝えるための機関誌で、PHP研究所設立とともに創刊されました。『PHP』では、人間とは何か、真に豊かな人生とは何か、幸福とは何か、といった「生き方」をテーマを、身近な角度からとりあげます。小・中学生からお年寄りまで多くの読者とともに考える広場になっています。

 

 

 

 


 

 

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1947年に創刊された『PHP』誌は、2012年に創刊65周年を迎えます。『PHPアーカイブス』は、この間に掲載したエッセイ、読者体験談、ドキュメントの中から、今、あらためて読んでいただきたい記事を再録してお届けします。

 

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