日に新た(月刊『PHP』裏表紙の言葉)

心を定める

自分が好きで選んだ道でも、時とともに最初の意気込みが薄れて惰性に陥り、つまらなくなったり、果ては苦痛にすらなってくることがある。

 

特にその仕事が肉体的、精神的にきついと、“こんなはずではなかった。もっと楽な仕事がしたかった”と悔やまれ、不満や愚痴が口をついて出る。

 

だが、一見楽そうに見えても、どんな仕事にも外からは分からない苦労がある。それを毎日、何年何十年と続けるうちには大変な努力と忍耐が必要なのである。

 

その意味で、楽な仕事など一つもないといえよう。

 

勧められたからその言葉に従った、成り行きで今の仕事に就いたという場合もあるかもしれない。

 

それでも、最終的に決めたたのはほかでもない自分自身なのである。

 

そうであるとするなら、これも自分の運命と心を定め、今の仕事に懸命に打ち込んでいく。

 

そうすれば、必ず何かしらの喜びややりがいが見出せるものである。

 

要は心の持ち方次第。人生のうちで、多くの時間を費やす仕事に楽しみが感じられないほどもったいないことはない。

 

 

 

 

 


 

 

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心を寄せ合い あたたかい社会を

 

『PHP』誌は、PHPの考え方を広く世に伝えるための機関誌で、PHP研究所設立とともに創刊されました。『PHP』では、人間とは何か、真に豊かな人生とは何か、幸福とは何か、といった「生き方」をテーマを、身近な角度からとりあげます。小・中学生からお年寄りまで多くの読者とともに考える広場になっています。