人名事典

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うどにしつとむ

傷だらけのカウンセラー。その他・牧師、テノール歌手、市民活動家、夕食同好会主宰、エッセイストと、多くの肩書きを持つ。

1960年、激動の日米安全保障条約締結の年に、東京都三鷹市で生を受ける。生後すぐ両親は離婚。実母とは3歳の時に今生の別れをする。争いの絶えない家庭で育ったことから、子ども時代は、すさんだ心を持つ、誰もが認める落ちこぼれ、劣等生だった。

その後、様々な出会いを経て自身のトラウマを克服、カウンセラーとして精力的な活動を続けている。自ら、「傷だらけの人生」と振り返るように、心に傷を持つ人の視点を決して忘れない、温もりに満ちたカウンセリングには定評がある。また、牧師という立場で説く、聖書を土台とした人間関係論も好評を得ている。 近年は故・友田不二男氏が提唱した「非構成的グループ・エンカウンター」の方法論を土台として、“講演よりもワークショップ、“講師よりもファシリテー夕ー”をモットーに活動を展開している。

(データ作成:2006年)