人名事典

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三枝成彰

(さえぐさ・しげあき)
作曲家。東京音楽大学教授。1942年、兵庫県生まれ。東京芸術大学音楽学部卒業。代表作として、オラトリオ『ヤマトタケル』、オペラ『千の記憶の物 語』、ヴァイオリン協奏曲『雪に蔽われた伝説』『レクイエム~曾野綾子のリブレットによる』『太鼓について――太鼓協奏曲』カンタータ 『天涯』等の作品がある。映画音楽では『優駿 ORACION』『お引越し』『MISTY』等、テレビ番組の音楽では、NHK大河ドラマ『太平記』『花の乱』等、多数の作品 を手がけている。オペラ作品をライフワークとして16作品掲げており、代表作に『忠臣蔵』、オペラ『蝶々夫人』の息子を主人公とした『Jr.バタフライ』等が ある。

主な著書に、『知ったかぶり音楽論』(朝日新聞社)『三枝成彰のオペラの楽しみ方』(講談社)『大作曲家たちの履歴書』(中央公論新杜)など がある。2007年、紫綬褒章受章。2008年、「プッチーニ国際賞」を日本人で初受賞した。社団法人日本音楽著作権協会(JASRAC)理事・評議員。財団法人日本 交響楽振興財団理事。日本現代音楽協会理事。日本作編曲家協会理事。

(データ作成:2009年)