人名事典

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串崎正寿

(くしざき・まさとし)
1966年、神奈川県生まれ。ビジネスの世界では知る人ぞ知る「伝説のカリスマ営業マン」だが、学生時代は典型的な落ちこぼれの劣等生。91年、二浪して入学した東海大学政治経済学部卒。バブル景気がもたらした超売り手市場の恩恵を受け、なんとか日興證券(現在のSMBC日興証券)に新卒入社したものの、使い物にならず、半年後には「クビ勧告」を受ける。どうにかクビをつなぎ、一念発起。バブル崩壊後の、とりわけ金融業界が過酷な時代に証券営業マンとして成り上がり、同期組トップで課長に昇進。「神と総理を顧客にした男」等の異名をとる。2002年、より営業道の高みを目指して、ベンチャー企業の支援・育成専門の経営コンサルティング会社ドリームインキュベータ(DI)に押しかけ転職。同社は新興市場への強烈な逆風に遭い、ドン底の状態にあったが、独創的な営業活動を展開。起死回生の結果をもたらし、営業マーケティング担当の執行役員として名を馳せる。DIが史上4番目のスピードで東証第一部上場を果たす原動力ともなる。2009年、画期的な経営コンサルティング会社モラリスを創業。企業の成長アクセラレーター(成長請負人)を務めながら、マイナス条件を多数抱えた中小・ベンチャー企業や大企業の営業マンを中心に、独自の営業ノウハウを実践・伝授。次々と成功させ、いまや営業コンサルタントとしても引っ張りだこになっている。

著書に『偏差値42でもトップ営業マンに変身できる魔法のテクニック』(PHP研究所)がある。
(データ作成:2015年)