人名事典

>> 検索トップへ

出口 江

(でぐち・ひろし)
東京生まれの関西育ち。大学院博士課程のときにアルバイトで出講した大手予備校で圧倒的な人気講師となり、ラジオ講座講師などを経て、現在は東進衛星予備校講師、大学受験予備校S.P.S.主宰兼統括校長、出版社㈱水王舎の代表取締役などを兼務している。

「論理」を導入し、それを前面に押し出した読解法で、勘とセンスで解くといわれた主観的な受験現代文の世界に、はじめて客観性と正確な妥当性をもたらした。そのうえ、「出口の現代文を学ぶ者は他教科の成績もおもしろいほど向上する」「大学に入っても、社会に出ても役立つ受験勉強は出口の現代文だけである」という定評から、受験生・大学生・ヤングビジネスマンのあいだで絶大な信頼を得ている。

書き下ろす受験参考書がベストセラーとなっているほか、『源氏物語が面白いほどわかる本』『夏目漱石が面白いほどわかる本』(以上、中経出版)のような文学関係をはじめ、ビジネス書も多数ある。はじめての小説『水月』を講談社より刊行。

(データ作成:2006年)