人名事典

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塚本宇兵

(つかもと・うへい)
1936年(昭和11年)、茨城県生まれ。55年、警視庁巡査となり、67年に鑑識課指紋係となって以降、指紋一筋に30年。「3億円事件」「よど号ハイジャック事件」「オウム事件」など手がけた大事件は数知れず。95年にはその功績が認められ、警視庁指定の広域技能指導官、いわゆる捜査の“人間国宝”に認定され、“指紋の神様”と呼ばれるようになる。2001年春、警視庁鑑識研究所長の職を辞するも、引き続き在野にて指紋技術の研鑽と普及につとめる。座右の銘は、「熱き心で」。
(データ作成:2003年)