人名事典

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塩崎凱也

(しおざき・よしなり)
1937年(昭和12年)、名古屋生まれ。1956年、たこ焼きの露天商を開業。1961 年、静岡県沼津市のデパートに出店。1962年、東京のデパートに進出し大 盛況。1964年、店舗数が全国で28に達する。この間、サパークラブの経営 に乗り出すも倒産。1972年、業績悪化で本業が倒産。以降、事業を興して は倒産を繰り返す。1980年、和菓子店の経営に失敗(7回目の倒産)して 一家で夜逃げ。1983年、債権者の支援で再起し、たこ焼きを再開。1991年、 ㈱エス・ティー・ジー・大阪虎屋を設立。数億円の借金を全額返済す る。2001年、『会社をたたみたくなったら読む本』(明日香出版社)を上 梓。「商いは牛のよだれ 粘りと辛抱が必要」をモットーに、本業のか たわら自らの体験をもとに講演活動を続け、講演料はすべて社会福祉に 寄付している。
(データ作成:2010年)