人名事典

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大竹文雄

(おおたけ・ふみお)
1961年、京都府生まれ。1983年、京都大学経済学部卒業、1985年、大阪大学大学院経済学 研究科博士課程修了。大阪大学経済学部助手、大阪府立大学講師、大阪大学社会経済 研究所助教授を経て、2001年より大阪大学社会経済研究所教授、博士(経済学)。専門 は労働経済学・行動経済学。『日本の不平等―格差社会の幻想と未来』(日本経済新聞社)で第48回日経・経済図書文化賞、第27回サントリー学芸賞、第46回エコノミスト賞を 受賞。実証面や政策面を中心に優れた経済学研究をおこなった50歳未満の研究者に授 与される日本経済学会・石川賞を2006年に、日本学士院賞を2008年に受賞。

著書に『労働経済学入門』(日本経済新聞社)『格差と希望 誰が損をしているか?』(筑摩書房)『経済学的思考のセンス お金がない人を助けるには』(中公新書)などがある。

(データ作成:2009年)