人名事典

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尾形幸弘

(おがた・さちひろ)
さくらグループ代表。

1972年、北海道札幌市に生まれる。高校3年生(18歳)のとき、自分が運転する車で、新聞に載るほどの事故を起こし、大ケガをする。入院中に、「人生とは幸せになることがゴール」ということに気づく。20歳のとき、幸せになるためにまずはお金を持つことが必要だと思い、完全歩合制の営業の仕事につく。売り上げはたちまちトップになり、多いときは月収250万円を超えることもあった。しかし、天狗になり、周りからは友人が離れていき、気がつけば独りぼっちに……。「お金だけを稼いでも、人は幸せにはなれない」と、このときに気づく。その後、営業をしていた会社を辞め、27歳のとき、兄が経営する居酒屋を「3日だけ」の条件つきで手伝うことにしたのが「天職」の始まり。2年半、兄の店で修業の後、2003年「ごほんばー 桜CHOPS」を出店。「もしも斎藤一人さんが居酒屋をやっていたら……」を軸足に、店づくり、人づくりを展開し、売り上げはたちまち大幅アップ。2006年、人生の師である生涯納税額日本一の大商人・斎藤一人氏との面会が実現して、弟子になり、数々の教えを伝授される。斎藤氏の教えをベースに会社づくりをしたところ、サービス(接客)の日本一を決める「SIサーバーグランプリ」(第5回)で、企業日本一を獲得。現在、飲食事業部「ごはんばー 桜CHOPS」、「北海道料理 海さくら」を3店舗、「やさい家さくら」「さくら青果」、卸売事業部「海鮮問屋 北のさくら」「ゆめぴりか専門店 米のさくら屋」、まるかん事業部「さくら堂」の3つの事業を展開。

著書に『斎藤一人 無から有を生み出す成功法則 実践版』(大和書房)がある。

(データ作成:2011年)