人名事典

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岩島久夫

(いわしま・ひさお)
1926年朝鮮京城府(現ソウル)生まれ。本籍地岐阜県。海兵卒業(74期)、東京大学法学部政治学科(旧制)卒業、同大学院(旧制)にてアメリカ政治史を修める。66年より20年余り防衛研究所所員としてアメリカ国防・軍事政策、国際安全保障、軍備管理等の研究・教育に当たり、87年戦史部長を最後に退官。その後岩手大学人文社会科学部教授(国際政治学)、南山大学、富士大学、アレン国際短大(副学長、学長)を経て、現在聖学院大学大学院客員教授(政策政治学科グローバル政策コース・平和学研究担当)を務めつつ「国際政治軍事アナリスト」として活動中。89年より岩手日報客員論説委員を務める。この間に、フルブライトおよびフォード研究員としてペンシルベニア大学外交政策研究所およびハーバード大学国際問題研究所にて、国際関係・戦略研究に従事。IISS(ロンドン国際政略研究所)正会員、SIPRI(ストックホルム国際平和研究所)客員研究員。

著訳書に『心理戦争』『アメリカと戦争』『アメリカの戦略思想』『情報戦に完敗した日本』『パールハーバー』『アメリカ国防・軍事政策史』『激動の世界丸かじり――岩手からの発信と挑戦』(以上、岩手日報社)、『リーダーと情報力』(五月書房)などがある。

(データ作成:2003年)