人名事典

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市橋敬三

(いちはし・けいぞう)
英語教育評論家、著述家、アメリカ研究家。 英会話上達の秘訣は、「英文法を知っているだけではなく、使いこなせ るようにすることにある」と、英会話にとって英文法の不可欠性を、 1984年に刊行した『必ずものになる話すための英文法』(研究社)の中 で、日本の英会話教育史上初めて唱えた、この道の草分けであり、現在 も第一人者的存在。『必ずものになる話すための英文法』は20年間ベス トセラーである。 英文法は英会話力をつけるのに有害だという誤った英文法悪玉論を、根 底からくつがえし、今日まで日本の英会話教育に大きな影響を巻き起こ している。 オハイオ州にある名門校マウントユニオン大学を、優等(cum laude) で卒業。言語であるアメリカ英語を研究するだけでなく、アメリカ研究 学を専攻し、アメリカの歴史、政治、社会、地理、宗教などを研究した のち、実際にアメリカの社会、仕事上からも学ぶために、ニューヨーク でビジネス界に身を投じた体験により、アメリカの真の姿を知悉してい る数少ない知米家のひとり。 著書は新聞、雑誌の書評欄に掲載され大好評を博し、また、Amazonほ か、多くのサイトで何度も好評を得てきている。

著書は『TOEIC』シ リーズ19冊『3週間で英語が話せる魔法の英文法』 シリーズ5冊『中 学英語で言いたいことが24時間話せる』シリーズ2冊(以上、南雲堂) 『最新 アメリカ英語表現辞典』(大修館書店)『話すためのアメリカ口 語表現辞典』(研究社)など、100冊以上ある。

(データ作成:2009年)