人名事典

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幕内秀夫

(まくうち・ひでお)
1953年、茨城県生まれ。管理栄養士、フーズ&ヘルス研究所代表。東京農業大学栄養学科卒業後、誠心学園で栄養学講師を務める。山梨県の長寿村・棡原の存在に触発を受けて既存の栄養教育に疑問をもち、伝統食と民間食養法の研究を開始。日本列島を縦断して、その土地ならではの食文化を生み出した背景を調査、「FOODは風土」を提唱する。帯津三敬病院、松柏堂医院などにおいて20年以上にわたって食事相談を担当。「学校給食と子どもの健康を考える会」代表として全国各地の給食、社員食堂の改善活動にも奔走する。

著書にはベストセラー『粗食のすすめ』(東洋経済新報社/新潮文庫)をはじめ『変な給食』(ブックマン社)『1食100円「病気にならない」食事』(講談社プラスアルファ新書)、共著に『なぜ「粗食」が体にいいのか』(三笠書房・知的生きかた文庫)など多数ある。

(データ作成:2011年)