人名事典

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田渕治樹

(たぶち・はるき)
 1971年、京都大学工学部電気工学科卒業。富士通株式会社入社後、大型コンピュータのオペレーティングシステムの開発に従事。1988年より、暗号製品、アクセス管理製品、利用者認証管理製品などのセキュリティ関連製品の開発、セキュリティ関連の標準化、製品企画、コンサルテーションに携わる。2001年3月、富士通を退職し、情報セキュリティ推進支援に関わる業務に従事。また、ISOセキュリティ委員会(SC27)リエイゾンオフイサー、ECMAセキュリティ委員会(TC36)副議長も務める。1991年よりISO/IEC15408とISO/IEC TR13335の作成に参画。国内では日本電子工業振興協会セキュリティ評価基準専門委員会委員長、ISO SC27国内委員会WG主査、ISO15408JIS原案作成小委員会主査などを務める。98年5月より、日本情報処理振興事業協会(IPA)セキュリティセンターの評価技術研究開発に参画。

 主な著書に、『国際セキュリティ標準ISO15408のすべて』(日経BP出版センター)、『国際セキュリティ標準ISO/IEC17799入門』(オーム社)などがある。

(データ作成:2002年)