人名事典

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菅原裕典

(すがわら・ひろのり)
1960年、仙台市生まれ。東北学院大学経済学部卒業後、名古屋の葬儀社で1年間修業。帰仙して1年の準備期間を経て、1985年3月、父親と共に有限会社すがわら葬儀社を創業。1991年、株式会社すがわら葬儀社に組織変更。2001年より代表取締役。2010年、株式会社清月記に社名変更。仙台市内を中心に葬祭会館「清月記」11カ所と、ファミーユブランドの会館2カ所、ぶつだんギャラリー清月記4店舗を展開。2011年2月、飲食事業部門「四季の彩り一乃庵.」を開設し、飲食事業の直営化を図り、葬儀以外にもケータリングを行う。2012年12月には、仙台市青葉区一番町に「ライフスタイル・コンシェルジュ」を開設、トータルライフコーディネートの無料相談サービスを行っている。

2011年の東日本大震災の際には、自社の会館も被害を受けつつも、宮城県葬祭業協同組合および仙台地域葬儀会館連絡協議会の震災対策本部長として、棺の輸送と犠牲者の納棺業務を中心に現場を指揮。清月記として4月より石巻市の仮埋葬およびその後の掘り起こし火葬の業務を請け負う。5月には、石巻地域で1500基のミニ仏壇を無償配布し、津波で被害を受けた方々の供養の心を支援した。また、震災で両親を亡くした子供たちを継続的に支援する「NPO法人JETO(ジェット)みやぎ」を立ち上げ、理事長を務める。

(データ作成:2013年)