人名事典

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長谷川眞理子

(はせがわ・まりこ)
総合研究大学院大学先導科学研究科教授。専攻分野「行動生態学、進化生物学」。

昭和51年3月東京大学理学部生物学科卒。昭和58年3月東京大学大学院理学系研 究科人類学専攻博士課程修了。昭和55年から2年間タンザニア野生動物局に勤務。 昭和58年4月から東京大学理学部人類学教室助手、専修大学助教授、教授、イェー ル大学人類学部客員准教授、早稲田大学政治経済学部教授を経て、平成18年より総 合研究大学院大学教授。平成19年より先導科学研究科生命共生体進化学専攻長。 平成20年より日本進化学会会長。

野生のチンパンジー、イギリスのダマジカ、野生ヒツジ、スリランカのクジャクなどの研 究を行ってきた。最近は人間の進化と適応の研究を行っている。

著書に『クジャクの雄はなぜ美しい? 増補改訂版』(紀伊國屋書店)『進化とはなん だろうか』(岩波ジュニア新書)『ダーウィンの足跡を訪ねて』(集英社新書)など。訳 書に『人間の進化と性淘汰Ⅰ、Ⅱ』(チャールズ・ダーウィン著、文一総合出版)『ダーウィ ンの「種の起源」』(ジャネット・ブラウン著、ポプラ者)などがある。

(データ作成:2009年)