松下幸之助 道をひらく

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松下幸之助 道をひらく

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監修者 [監修]PHP総合研究所 第一研究本部
[朗読]江守 徹
税込価格 13,200円(本体価格 12,000円)
構成 CD全3枚
付属品 読本1冊
収録時間 1話1分30秒~2分・90話収録

松下幸之助の長年の体験と、人生に対する深い洞察をもとに切々と訴える珠玉の随想集。永遠の座右の書をCDに収録!

9歳から丁稚奉公に出て一代で松下グループを築き上げ「経営の神様」と呼ばれた松下幸之助。
その実践から学びとった哲学は、いまだに色あせることなく、世代を超えて受け継がれています。
本CD集は、1968年の発刊以来、累計400万部を超えるベストセラー『道をひらく』と『続・道をひらく』から90話を抜粋し、江守徹氏の格調高い朗読でお聴きいただくものです。
仕事や経営の心得として、人生の指針として、新入社員から経営幹部の方まで、ぜひ皆様でお聴きください。自らの運命を切りひらき、日々心新たに生き抜く勇気が湧いてきます。

◆内容の一部紹介◆
「道」(Disc1より)

 自分には自分に与えられた道がある。天与の尊い道がある。どんな道かは知らないが、ほかの人には歩めない。自分だけしか歩めない、二度と歩めぬかけがえのないこの道。広い時もある。せまい時もある。のぼりもあればくだりもある。坦々とした時もあれば、かきわけかきわけ汗する時もある。
 この道が果たしてよいのか悪いのか、思案にあまる時もあろう。なぐさめを求めたくなる時もあろう。しかし、所詮はこの道しかないのではないか。
 あきらめろと言うのではない。いま立っているこの道、いま歩んでいるこの道、ともかくもこの道を休まず歩むことである。自分だけしか歩めない大事な道ではないか。自分だけに与えられているかけがえのないこの道ではないか。
 他人の道に心をうばわれ、思案にくれて立ちすくんでいても、道はすこしもひらけない。道をひらくためには、まず歩まねばならぬ。心を定め、懸命に歩まねばならぬ。
それがたとえ遠い道のように思えても、休まず歩む姿からは必ず新たな道がひらけてくる。深い喜びも生まれてくる。
備考 ※本CD集は、松下幸之助著『道をひらく』『続・道をひらく』に掲載された文章から90話を選んで収録したものです。