PHP研究所70周年記念出版 PHP経営叢書 日本の企業家 シリーズ創刊

歴史に学び、戦略を知り、人間を洞察する第1回配本は創刊2点!

1巻 渋沢栄一
日本近代の扉を開いた財界リーダー


[ 本体 ]
2,200円+税
[ 編著 ]
宮本又郎(大阪大学名誉教授・大阪企業家ミュージアム館長)

私ヲ去リ、公ニ就クー「公益」追求の先駆者が遺した理念と数々の事績は時代を超えて光彩を放つ。


2巻 松下幸之助
理念を語り続けた戦略的経営者


[ 本体 ]
2,200円+税
[ 編著 ]
加護野忠男(甲南大学特別客員教授・神戸大学名誉教授)

「赤字は罪悪」「見えざる契約」「共存共栄」「生成発展」ー幾多の至言に彩られるパナソニック創業者の事業創造の足跡。経営学の泰斗が“経営の神様”の核心に迫る!

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「日本の企業家」シリーズ刊行にあたって

日本のよき伝統精神、よき企業家精神の継承を願って

編集委員 宮本又郎(大阪大学名誉教授大阪企業家ミュージアム館長)

編集委員 宮本又郎
大阪大学名誉教授
大阪企業家ミュージアム館長

社会を変革し、歴史を創る人がいる。企業家といわれる人々もそれに類する存在である。溢れる人間的魅力が他人を惹きつけ、掲げる崇高な理念のもとに、人と資本が集まる。優れた経営戦略は、構成員の創意工夫を生かす。そうして新たな価値が創造され、事業が伸展する。社会の富も増進され、進化・発展は果てることがない。その歴史に刻まれた足跡に学ぶべきところは限りない。成功も失敗も現代のよきケーススタディである。

編集委員 加護野忠男(甲南大学特別客員教授/神戸大学名誉教授)

編集委員 加護野忠男
甲南大学特別客員教授
神戸大学名誉教授

日本近代の扉を開いた比類なき企業家・渋沢栄一はいう。子孫に遺すべき家宝は「古人のいわゆる『善以テ宝ト為ス』ただこの一言のみである」と。けれども理想の実現に邁進した日本人企業家たちの実践知、そこにみられる「善」を「宝」となし、次代に継承するのは現代を生きる読者諸兄である。経営の神様”と称された松下幸之助が説くように「人はみな光り輝くダイヤモンドの原石のようなもの」であり、個の絶えざる自己練磨の集合体が世の中であることを我々は忘れてはならない。

松下幸之助が創設したPHP研究所より、創設70周年を記念して刊行される本シリーズでは確かな史実、学術的研究の成果をもとに、企業家活動の軌跡を一望できるようにした。経営史・経営学の専門家が経営思想や戦略を掘り下げ、その今日的意義を考察するだけでなく、人間的側面にもアプローチしている。各巻が、日本のよき伝統精神、よき企業家精神の継承の一助となれば、編集委員としてこれに勝る喜びはない。

時代をつくった企業家たちの偉業をいまに……

松下幸之助

松下幸之助

1946(昭和21)年11月、松下幸之助は弊PHP研究所を創設しました。
 人間は万物の王者である―戦後の混乱期に萌芽したこの言の葉に象徴される自らの人間観を、幸之助は弊社のさまざまな活動を通じて世に訴えかけました。
 人間社会を包みこむあらゆる自然を生かし、お互いのよりよい共同生活を具現する。社会の構成員たる人間一人ひとりが、お互いの尊い使命を自覚し、個々の能力を最大限発揮して、日々喜びに満ちて生きる。そうした幸之助が抱いた純朴なる理想は、共存共栄の社会の実現というかたちに理念化され、実際の経営の場においても、その具現が追求されました。

平成の世の始まりに没し、現在のIT化されたグローバル社会の只中に企業家として身をおくことはかないませんでしたが、日々刻々と進歩する現在の世の中、その生成発展の様相を見たなら、さぞ驚きつつも“何と生きがいのある社会だろう!”と心躍らせたにちがいありません。
 確かに昨今の世相に目を向ければ、国家・民族間の諍いはいまだ終結を見ず、個々の企業・人においても、社会的責任をないがしろにした不正・不祥事など、万物の王者としての尊厳を損なう行動が絶えないのも厳たる事実です。
 けれどもその一方で、持続可能な社会の実現に向かって、お互いの知恵と力が日々発揮され、直接・間接に社会への貢献が果たされているのも周知の事実です。そしてそうした人々の行動の源泉となる良心や情熱を束ね、牽引し、導く人たちが企業家という存在なのでしょう。

我が国では明治期に渋沢栄一のような企業家が幾人も登場し、中世、近世に営々と築かれた日本の商売道は近代へと導かれることになりました。
 以後の道程において、全国民が戦争という苦難に遭いましたが、復興に立ち上がり、やがて現在の繁栄を生みだすことになりました。
 このかけがえのない歴史を心に深く刻み、真摯に受け止めるところに、万物の王者としての使命が果たされ、明るい未来もひらかれる。我々はそう考えたいのです。
 そして時代を創った彼ら企業家たちの偉業に素直に尊敬の念を抱いて、その歩みの中の真実と向き合い、学び得た叡智は、我々の衆知を高める財産となり、個々の人生・経営にも豊かな実りをもたらしてくれるのだと信じたいのです。

PHP経営叢書ロゴマーク

PHP経営叢書
ロゴマーク

弊社では創設70周年を記念し、日本の近代、現代に活躍した企業家の中で、とくに理念重視型の日本人企業家を1人1巻でとり上げる図書シリーズの刊行を企図しました。
 経営史研究で著名な宮本又郎先生、経営学者の加護野忠男先生という両大家の御指導、多大な御協力を賜りまして、「PHP経営叢書 日本の企業家」と題して刊行されることになりました。
 空翔ける天馬の姿に、幸之助は自らの飛躍を重ね合わせましたが、その天馬二頭が相対立しつつも調和する姿をシリーズのロゴマークとしました。個を尊重しつつも真の調和が目指される姿をイメージしています。
 「歴史に学び 戦略を知り 人間を洞察する」―確かな史実と学術的研究の成果をもとに論述されたこのシリーズ各巻が、読者諸氏に末永く愛読されるようであれば、幸之助の遺志を継承する者としてこれに勝る喜びはありません。

株式会社PHP研究所
代表取締役会長 松下正幸
代表取締役社長 清水卓智



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