毎号リレー形式で、お話をうかがいます。
第8回
八木沼純子さん
(プロフフィギアスケーター)

やぎぬま・じゅんこ
1973年東京都生まれ。'88年カルガリー冬季五輪出場など、トップ選手として活躍後、'95年にプロヘ転向。アイスショーに出演する傍ら解説なども行なう。
http://ameblo.jp/tomosaka-rie/
21歳で「プリンスアイスワールド」の一員になり、プロフィギアスケーターとしての
1歩を踏み出しました。小学1年生の頃から憧れていた世界だったので、20代は「あの曲で滑りたい。こんな衣装を着てみたい」と理想が膨らむばかり。自分の力量以上をもとめてしまうことも多かったですね。30歳を過ぎてからチームリーダーになり、場の空気を読んだり、意見を聞いたりすることの大切さを実感しています。さまざまな経験を積んで30代半ばになった今、ようやく理想と現実のギャップが少なくなり、自分の足で踏ん張
れる自信もついてきました。
アイスショーでいつも花束をいただくのですが、必ず入っているのがカスミソウです。カスミソウは存在感のある花を引き立てることもできますし、それだけでも、奥ゆかしさ、かわいらしさといった魅力があります。私もこれからは、カスミソウのように陰になり日向になり周囲と協調できるバランスのとれた女性になれればいいと思います。
9月に結婚をして味方も増えました。私も彼の励みになれるように支えていければ。自分を磨きつつ周囲とも助け合いながら、新しい自分を引き出していけるよう頑張っていきたいです。
