Voice
発売日
2007年11月10日
税込価格
649円
(本体価格590円)
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Voice 2007年12月号

今月号の読みどころ

本号の特集「大丈夫か!これからの日本」では、党利党略のみで与野党が動き、国家の軸が失われた日本の行方に警鐘を鳴らしております。評論家の西尾幹二氏は、経済で急接近する米中両国に対し、外交戦略のない日本は自由を奪われたと論じ、ジャーナリストの鈴木弘一氏は、福田内閣下で始まった、公務員改革阻止を狙う官僚の悪だくみをレポートしています。"日本崩落"へ向かう流れをどう食い止めるか。ご一読頂ければ幸いです。
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今月号の目次

平成の日本画(12)
森村泰昌
椹木野衣
11p
未来をつくる技術(12)
炭素繊維<東レ>
文:志村幸雄
17p
たくみの美(12)
萩焼/野坂康起
文:北康利/写真:柴田のりよし
19p
解剖学者の眼(最終回)
議論している場合か

24p
巻頭の言葉
ヒラリー旋風への覚悟
古森義久
27p
[21世紀の仕掛け人]
現代が求めたドストエフスキー
翻訳家・亀山郁夫/取材・構成:松本良一
30p
特集 大丈夫か!これからの日本
中国に奪われた自由
西尾幹二
40p
ファンドの暴走から国益を守る
金融担当大臣渡部善美原丈人
50p
日米安保は崩壊寸前だ
日高義樹
60p
伝統は革新せずに保てない
二宮清純〈対談〉堀紘一
68p
哲学なき経営者の危険
伊丹敬之
78p
やはり始まった!官僚の悪だくみ
鈴木弘一
84p



アメリカ経済の大失敗
ジム・ロジャーズ
90p
サブプライム危機は怖くない
大前研一
98p
ニッポン新潮流 生活社会
給油の流用は当たり前だ
山形浩生
108p
ニッポン新潮流 経済産業
改革ブームの事後検証を
若田部昌澄
108p
特集Ⅱ 護憲論者は正気か?
激論!改憲派VS護憲派
上坂冬子(対談)鶴見俊輔
112p
立花隆さんの護憲論に物申す
高坂節三
124p
九条改正だけでは不十分
金子将史
132p



地球温暖化に勝つ日本企業
長谷川慶太郎
138p
原子力発電“常識の嘘”
藤沢久美
144p
エコカーを活かす新・石油燃料
吉田正寛
150p
昭和三十年代の輝き
徳岡孝夫
156p



「天皇の日本史」最終回
「祈る存在」としての二千年
竹田恒泰
162p
メディア閻魔帳
基地と市民と『朝日新聞』
高山正之
182p
この著者に会いたい
『蟹と彼と私』
荻野アンナ/聞き手:尾崎真理子
195p
ベストセラー最前線
『道元禅師(上・下)』
井尻千男
201p
企業家の一冊
『追悼 石橋信夫』
大和ハウス工業会長 樋口武男
206p
ワンポイント書評

208p
よみがえる匠の国・日本
北康利〈対談〉北畑隆生
210p
『パル判決書』と昭和の戦争 第6回
共同謀議はあったか
渡部昇一
222p
大宰相・原敬 第12回
韓愈
福田和也
230p
私日記 第96回
二匹で充分
曽野綾子
240p
ボイス往来

254p
巻末御免
検閲は、これをしてはならない
谷沢永一
258p

Voice とは

 月刊誌『Voice』は、昭和52年12月に、21世紀のよりよい社会実現のための提言誌として創刊されました。以来、政治、国際関係、経済、科学・技術、経営、教育など、激しく揺れ動く現代社会のさまざまな問題を幅広くとりあげ、日本と世界のあるべき姿を追求する雑誌づくりに努めてきました。次々と起る世界的、歴史的な変革の波に、日本社会がどのように対応するかが差し迫って闘われる今日、『Voice』はビジネス社会の「現場感覚」と「良識」を基礎としつつ、つねに新鮮な視点と確かなビジョンを提起する総合雑誌として、高い評価を得ています。