Voice
発売日
2008年3月10日
税込価格
713円
(本体価格648円)
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Voice 2008年4月号

今月号の読みどころ

世界経済は金融カオス、資源高騰による激動期に入りました。しかし日本の政治家は、選挙向けの党利党略ばかり考え、経済成長策を打ち出さない。これでは日本経済は没落する、と伊藤忠商事会長の丹羽宇一郎氏は強い警告を発しています。さらに日本株を海外に斡旋しているM・バージズ・ワトソン氏は、外人投資家が「改革が頓挫した日本の未来は暗い」と見ていると述べます。この状況を突破するにはどうすべきか。麻生太郎氏の「地方経済繁栄論」にそのヒントを見出して頂けるでしょう。
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今月号の目次

TOKYOファッション〈4〉
KENZO Parfums
川島蓉子
11p
未来をつくる技術〈16〉
長寿命化コンクリート[鹿島]
文:志村幸雄
17p
進化する教育現場〈4〉
ナガセ
永瀬昭幸〈対談〉和田秀樹
21p
日本の事件簿〈4〉
あの中国人がつくる
高山正之
26p
「電気」は何処へ〈7〉
ヒートポンプ
二見喜章
28p
巻頭の言葉
公務員制度改革への猛反撃
竹中平蔵
31p
時代を拓く力
フェアトレードの勘違い
山口絵理子/取材・構成:木村麻紀
34p
特集・日本の明日を壊す政治家たち
〈対談〉
政治不況は許さない
丹羽宇一郎 vs 伊藤元重
44p
金融カオスへの無知無関心
西尾幹二
60p
ガソリン国会こそ資源の浪費
柴田明夫
98p
外人投資家はなぜ失望したか
M・バージズ・ワトソン
54p
政治記者覆面座談会 
俗物政治家ワースト10

71p
「KY総理」のキャラ分析
斎藤環
90p
〈対談〉
タブーだらけな“嘘つき稼業”
養老孟司 vs 渡辺昇一
80p



地方経済繁栄論
麻生太郎
146p
特集Ⅱ・官僚の利権 独立行政法人を全廃せよ!
霞が関との戦いに勝つ
渡辺喜美
104p
行革の鬼っ子 独立行政法人壊滅論
江田憲司
120p
天下り「渡り鳥」は厳罰だ
潮匡人
126p
賛否両論! 
それでも官僚は優秀か
城繁幸×山形浩生
132p
〈対談〉
出でよ、利権を潰すエイリアン
竹中平蔵 vs 猪瀬直樹
110p



EU経済は日本のお手本
ピーター・タスカ
154p
政府系ファンドの実力
竹森俊平
168p
農業が輸出産業になる日 第3回
大企業を悩ます農業参入
財部誠一
176p
バイオ燃料に期待しすぎるな
須藤幸郎
210p
米国新大統領はマケインだ
日高義樹
162p
PHPからの主張
日米中首脳会談を実現せよ
前田宏子
144p
ニッポン新潮流〈スポーツ〉
中田翔は清原の二の舞?
二宮清純
140p
ニッポン新潮流〈経済産業〉
『日経新聞』の奇妙な黙殺
若田部昌澄
142p
この著者に会いたい
『モテたい理由』
赤坂真理/聞き手:仲俣暁生
199p
     
ワンポイント書評
  
208p
企業家の一冊
ジェームズ・C・コリンズ、ジェリー・I・ポラス著           『ビジョナリー・カンパニー』
高橋秀夫
206p
ベストセラーと現代
吉田修一 著 『悪人』
川井龍介
204p
思い出の人、思い出の時〈第4回〉
イギリス留学
ともひとしんのう/聞き手:工藤美代子
216p
『パル判決書』と昭和の戦争〈第9回〉
東條内閣
渡部昇一
224p
大宰相・原敬〈第16回〉
北海道
福田和也
232p
松下政経塾同宿記〈第9回〉
地方行政十五年
上坂冬子
242p
ボイス往来
  
258p
私日記〈第100回〉
晩年の代弁者
曽野綾子
250p
巻末御免(280)
項目瞥見
谷沢永一
262p

Voice とは

 月刊誌『Voice』は、昭和52年12月に、21世紀のよりよい社会実現のための提言誌として創刊されました。以来、政治、国際関係、経済、科学・技術、経営、教育など、激しく揺れ動く現代社会のさまざまな問題を幅広くとりあげ、日本と世界のあるべき姿を追求する雑誌づくりに努めてきました。次々と起る世界的、歴史的な変革の波に、日本社会がどのように対応するかが差し迫って闘われる今日、『Voice』はビジネス社会の「現場感覚」と「良識」を基礎としつつ、つねに新鮮な視点と確かなビジョンを提起する総合雑誌として、高い評価を得ています。