Voice
発売日
2008年12月10日
税込価格
713円
(本体価格648円)
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Voice 2009年1月号

今月号の読みどころ

金融危機の影響で景気が冷え込み、厳しい戦いを強いられるなか、日本が底力を発揮すれば、新たなチャンスを必ず掴める。「日本製品は10億人の心を虜にする」と喝破する武者陵司氏、「コンビニを地方再生の起爆剤にする」と語るローソン社長の新浪剛史氏、「競争を勝ち抜くための“知性の鍛え方”」を綴った茂木健一郎氏、「世界一の循環型都市として東京を売り出せ!」と提言する建築家の安藤忠雄氏など、未来を切り開くための道筋を、新時代をリードする論客14人が明快に描き出す。
公式サイト

今月号の目次

TOKYOファッション〈13〉
デザインタイドトーキョー
川島蓉子

和の美を愉しむ〈1〉
「天保九如図」富岡鉄齋
文:田中大

メガロポリス新名所〈1〉
大崎
増田悦佐

日本の事件簿〈13〉
区長や区議より大事なこと
高山正之

巻頭の言葉
高齢社会・需要の創り方
伊藤元重

時代を拓く力
日本に“世界的リゾート”を
アレックス・カー/取材・構成:大野和基




総力特集・日本経済の「坂の上の雲」
強靱な知性で闘う時代
茂木健一郎

ロボットと食卓を囲む生活
瀬名秀明

10億人を虜にする日本製品
武者陵司

世界一の循環型都市・東京
安藤忠雄

コメをビルで生産する社会
南部靖之

金融サミットと日本の目覚め
関岡英之

金融仲介力で欧米を凌駕する
倉都康行

資源大国・日本の誕生!
北野幸伯

マンガ五輪に旗を揚げよ
松本零士

外人観光客5倍増プラン
星野佳路

ローカルが生む高級ブランド
藻谷浩介

ロスジェネと中高年が甦る日
城繁幸

「へなちょこ本社」を鍛え直す
遠藤功

「八百屋さん化」するコンビニ
新浪剛史

景気浮揚・三つの大改革
大前研一




地球温暖化からクルーグマンまで一挙に語る!
日本を元気にする30冊
宮崎哲弥/山形浩生/若田部昌澄




特集2・歴史が教える大変革期の決断
明治国家の勝因
中西輝政

「1940年体制」はこう倒す
渡辺喜美

幕末“地方決起”の突破力
中村彰彦

福澤諭吉―民の力で国を立てよ
竹中平蔵〈対談〉北康利




橋下知事よ、正論を貫け!
谷沢永一

京都ノートルダム女学院理事長退任顛末記
江口克彦

希望の大国・日本 第3回
途上国援助の画期的実践
原丈人

なぜ“おバカ”が愛されるのか
名越康文

第17回山本七平賞発表


産業資本主義の復活
堀紘一

経済問題・常識の非常識①
金融は「手段」か「目的」か
上野泰也

「霞が関」裏読み日誌①
公務員改革・骨抜きの実態
高橋洋一

高井戸の蛙、世相を覗く①
どうなってんだ!地デジ
江上剛

アルピニストの眼①
世界一過酷な清掃活動
野口健

ニッポン新潮流〈スポーツ〉
渡辺監督・名将の風格
二宮清純

ニッポン新潮流〈科学技術〉
ノーベル賞フィーバーの落とし穴
竹内薫

ニッポン新潮流〈国内政治〉
党首会談の隠された意図
上杉隆

この著者に会いたい
『きのうの世界』
恩田陸/聞き手:仲俣暁生

ワンポイント書評


おじさんのための名作講座
誰が世界ブンガク作家なのか
堀井憲一郎

大宰相・原敬〈第25回〉
フランスへの船旅
福田和也

ボイス往来


私日記〈第109回〉
出入りの多い月
曽野綾子

巻末御免(289)
常識が通用しない国
谷沢永一

Voice とは

 月刊誌『Voice』は、昭和52年12月に、21世紀のよりよい社会実現のための提言誌として創刊されました。以来、政治、国際関係、経済、科学・技術、経営、教育など、激しく揺れ動く現代社会のさまざまな問題を幅広くとりあげ、日本と世界のあるべき姿を追求する雑誌づくりに努めてきました。次々と起る世界的、歴史的な変革の波に、日本社会がどのように対応するかが差し迫って闘われる今日、『Voice』はビジネス社会の「現場感覚」と「良識」を基礎としつつ、つねに新鮮な視点と確かなビジョンを提起する総合雑誌として、高い評価を得ています。