Voice
発売日
2009年6月10日
税込価格
713円
(本体価格648円)
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Voice 2009年7月号

今月号の読みどころ

今月号では、日本経済の基軸を担う製造業がⅤ字回復へ向かうシナリオを描く。大前研一氏は、底を打って反転する日米経済が、さらなる上昇気流に乗る道筋を読み解く。また、長谷川慶太郎氏は日下公人氏との対談で、日本企業の未来競争力は“重厚長大製品”にこそあると喝破。一方、トヨタについて片山修氏が、販売台数減でも利益を出す体質改善、徹底的な「原価低減」を進める様を描く。さらに財部誠一氏は、グリーン・ニューディール時代の主役となるべくパナソニックが、“創電・蓄電”製品に力を集中させる戦略を分析。ものづくりの次代がわかる最新情報、満載の号!
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今月号の目次

TOKYOファッション〈19〉
東京オリンピック
川島蓉子
11p
和の美を愉しむ〈7〉
「竹石図」山本梅逸
文:田中大
17p
メガロポリス新名所〈7〉
豊洲
増田悦佐
19p
日本の事件簿〈19〉
役人の浅知恵
高山正之
24p
巻頭の言葉
市場否定で貧困は固定化する
伊藤元重
29p
時代を拓く力
サブリミナルに惑わされる脳
下條信輔/取材・構成:最相葉月
32p
特集:製造業・復活の底力!
上昇気流に乗る日本経済
大前研一
42p
“メーカー株”大反転のシナリオ
澤上篤人
78p
トヨタ 驚異の「原価低減」戦略
片山修
62p
パナソニック 環境産業革命の覇者へ
財部誠一
70p
インド車とは闘うな
遠藤功
84p
赤字事業を整理する方法
冨山和彦
94p
重厚長大は日本の独壇場
長谷川慶太郎〈対談〉日下公人
52p



「公益資本主義」を日本から
幸福を創る経営
原丈人/中垣喜彦/アブドゥール・チョウドリー
160p
環境問題を解決した21世紀型都市を創る
世界が驚く東京オリンピック
安藤忠雄
130p
特集Ⅱ:「鳩山由紀夫」の突破力
霞が関を「ぶっ潰す」覚悟
渡辺喜美〈対談〉屋山太郎
102p
民主“圧勝”で日本は救われる
高橋利行
118p
小沢辞任・絶好のタイミング
上杉隆
112p



実績ある地域指導者が日本を甦らせる
ルポ 改革派「首長連合」の決起
櫻井よしこ
152p
創業の極意〈4〉
感性を知る会社・カプコン
堺屋太一
214p
「数値目標ありき」の実現不能な対策を排す
ポスト京都議定書と日本の国益
畑伸夫
170p
新連載:大アジア主義者の夢と蹉跌〈第1回〉
アメリカ帝国の破綻
田原総一朗
176p
犬の殺処分率を激減させた熊本市の取り組み
ペット29万頭の命を守れ!
竹内薫
208p
話題のテーマに賛否両論!
新型インフルエンザ対策
中原英臣/藤代裕之
144p
現代女性が求める“本物の男”とは?
歴女は日本の凄みを知っている
さかもと未明
136p
経済問題・常識の非常識⑥
教壇廃止が社員を弱くする
上野泰也
232p
高井戸の蛙、世相を覗く⑦
日本人技術者のゴッドハンド
江上剛
230p
アルピニストの眼⑦
少女を変えた富士山登頂
野口健
236p
PHP総合研究所からの主張
名古屋市長・河村たかしの挑戦
荒田英知
226p
ニッポン新潮流〈スポーツ〉
松坂大輔はエースか?
二宮清純
124p
ニッポン新潮流〈経済産業〉
インフルエンザと経済学
若田部昌澄
128p
ニッポン新潮流〈生活社会〉
グーグル検索の次の技術
山形浩生
126p
この著者に会いたい
柴田元幸ハイブ・リット
柴田元幸/聞き手:仲俣暁生
197p
ワンポイント書評

204p
おじさんのための名作講座
戦後派作家の生命力
堀井憲一郎
202p
大宰相・原敬〈第31回〉
第一回帝国議会
福田和也
240p
ボイス往来
  
256p
私日記〈第115回〉
また行くという病気
曽野綾子
248p
巻末御免(295)
道義的責任
谷沢永一
260p

Voice とは

 月刊誌『Voice』は、昭和52年12月に、21世紀のよりよい社会実現のための提言誌として創刊されました。以来、政治、国際関係、経済、科学・技術、経営、教育など、激しく揺れ動く現代社会のさまざまな問題を幅広くとりあげ、日本と世界のあるべき姿を追求する雑誌づくりに努めてきました。次々と起る世界的、歴史的な変革の波に、日本社会がどのように対応するかが差し迫って闘われる今日、『Voice』はビジネス社会の「現場感覚」と「良識」を基礎としつつ、つねに新鮮な視点と確かなビジョンを提起する総合雑誌として、高い評価を得ています。