Voice
発売日
2010年5月10日
税込価格
713円
(本体価格648円)
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Voice 2010年6月号

今月号の読みどころ

リーマン・ショックからはや1年半、 いまだ日本経済の先行きは不透明なのに、 韓国企業はまさにわが世の春を謳歌――。
今月の総力特集では、韓国企業の強さの秘密を 徹底分析したうえで、「新しい外需」を 掘り起こす方法を考察してみました。
一方、国内政治に目を向けると、参院選が 迫ってきました。昨年9月、国民の大きな期待 を背に「政権交代」を果たしたものの、迷走を 続ける民主党政治を一刀両断する特集を 組みました。
ぜひご一読ください!
公式サイト

今月号の目次

Killerフレーズ
~今月の名言&至言~

1p
クールジャパン・次代の旗手⑥
山田 遊
川島蓉子
7p
和の美を愉しむ⑱
「菖蒲」小林古径
文:田中 大
10p



総力特集:サムスンに負けない!日本企業の新・成長戦略
〈分析〉
サムスンは「グローバル市場」しかみていない
財部誠一
44p
〈提言〉
いまこそ李明博の“政治主導の”経済政策に学べ
竹中平蔵
54p
〈総論〉
日本の「安全」を世界に売り込め
堀 紘一
62p
〈取材〉
インフラ輸出の未来を拓く「水ビジネス」最前線
藤沢久美
68p
〈主張〉
途上国市場は「フルパッケージ」で攻めよ
原 丈人
76p
〈論考〉
「アジア標準」を奪取してブランド力を高めろ
柳川範之
84p
〈現場〉
日本製「部品」の揺るがぬ強さで成長を支えよ
町田 尚
90p



時代を拓くコンセプト
農業は再び日本を“世界に誇れる国”にできる
木内博一/聞き手:奥谷貴仁
22p
この著者に会いたい!
『コロヨシ!!』
いまはむしろ「自由による不自由」を感じています
三崎亜記/聞き手:仲俣暁生
102p



特集:さようなら、民主党
(論考)
「新しい保守」を打ち出さなければ未来はない
中西輝政
110p
(直撃)
もはや民主党には任せておけない!
田原総一朗
122p
(分析)
参院選、「民主・公明連立」は日本解体を招く
遠藤浩一
138p
(調査)
有識者15人に聞いた「鳩山政権の○と×」
長谷川三千子/島田裕巳
/やくみつる   ほか
144p
(対談)
“民間軽視”が日本経済を殺す!
北尾吉孝vs勝間和代
152p



村上春樹『1Q84 BOOK3』の精神分析
斎藤 環
170p
電子書籍が日本文化を破壊する日
岸 博幸
164p
もはや日本という国自体に、アメリカは関心がない!
普天間問題・親日派からの忠告
大野和基
188p
技術立国・日本よりも、いまは「文化」をもっと押し出せ!
平成「開国」談義
養老孟司vs徳川恒孝
194p
巻頭の言葉⑥
人民元切り上げの是非
若田部昌澄
19p
日本の事件簿 〈30〉
区長様の有給休暇
高山正之
13p
日本「低成長」脱出論③
成功した国、ダメな国
岩田規久男
212p
大宰相・原敬〈第42回〉
新党結成
福田和也
234p
私日記〈第126回〉
正直を破壊する人たち
曽野綾子
242p
平成始末⑥
負い目
山折哲雄
250p
高井戸の蛙、世相を覗⑰
恥も外聞もなく、質問力を鍛えろ
江上 剛
96p
世の流行にひとこと言わせて!④
誰でも2日で「龍馬通」
さかもと未明
98p
おじさんのための名作講座⑱
『嵐が丘』とブロンデ3姉妹
堀井憲一郎
224p
「ニッポン新潮流」を斬る!〈国内政治〉
「スパコン族」が一掃される日
上杉 隆
32p
「ニッポン新潮流」を斬る!〈生活社会〉
ベトナム新幹線、成功のカギ
山形浩生
34p
「ニッポン新潮流」を斬る!〈科学技術〉
書籍はKindle、雑誌はiPad
竹内 薫
36p
「ニッポン新潮流」を斬る!〈情報文明〉
電子出版狂想曲
山本一郎
38p
「ニッポン新潮流」を斬る!〈医療健康〉
高齢者施設は「老人牧場」
久坂部羊
40p
経済問題・常識の非常識⑭
国債「暴落」シナリオの現実性
上野泰也
206p
データで斬る“俗論・通説”④
労働者派遣法改正
飯田泰之
210p
PHP総合研究所からの主張
まず国が地方に任せる役割を明確にせよ
金坂成通
232p
Voiceブックス
~編集者の読書日記~

226p
Voiceシネマ
~編集者の映画三昧~

228p
Voiveレター
~読者の感想&意見~

229p

Voice とは

 月刊誌『Voice』は、昭和52年12月に、21世紀のよりよい社会実現のための提言誌として創刊されました。以来、政治、国際関係、経済、科学・技術、経営、教育など、激しく揺れ動く現代社会のさまざまな問題を幅広くとりあげ、日本と世界のあるべき姿を追求する雑誌づくりに努めてきました。次々と起る世界的、歴史的な変革の波に、日本社会がどのように対応するかが差し迫って闘われる今日、『Voice』はビジネス社会の「現場感覚」と「良識」を基礎としつつ、つねに新鮮な視点と確かなビジョンを提起する総合雑誌として、高い評価を得ています。