Voice
発売日
2010年6月10日
税込価格
713円
(本体価格648円)
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Voice 2010年7月号

今月号の読みどころ

内閣支持率10%台――。今月は、普天間問題 の迷走しかり、口蹄疫問題の対応しかり、国民を守るという最低限の務めすら果たせない 現政権を、各界の有識者が“愛を込めて”叱る総力特集です。もう一つは、いまや興味本位のオリエンタリズムを超え、グローバル・スタンダードともいえる、「クール・ジャパン」特集。日本が誇る圧倒的な文化コンテンツをどう活かし、新しい経済成長につなげていくか、当事者たちの声を聞いてみました。
ぜひご一読ください!
公式サイト

今月号の目次

【総力特集】参院選の論点を斬る! 迷走政権につけるクスリ
3大スペシャル対談
“第3極選挙”参院選後に希望はあるか?
田原総一朗vs.櫻井よしこ
44p
3大スペシャル対談
「欠乏史観」「敗北史観」に塗れた農政を糺せ
飯田泰之vs.浅川芳裕
86p
3大スペシャル対談
鳩山君に教えたい「リーダーシップの条件」
中曽根康弘vs.梅原 猛
94p
2大スペシャル寄稿
鳩山首相の“発言のブレ”も悪くない
島田雅彦
56p
2大スペシャル寄稿
鳩山政治は“失敗する経営”の典型だ
渡邉美樹
62p
「インフレ目標4.0%」のすゝめ
P・クルーグマン
68p
集団的自衛権の「行使」から逃げるな
J・アワー
74p
「無原則なバラマキ福祉」が経済破綻を招く
池田信夫
80p



時代を拓くコンセプト
「『健康的な笑い』には興味がありません」
ケラリーノ・サンドロヴィッチ
/聞き手:五十川晶子
22p
この著者に会いたい!
「いちばん読んでほしいのは、
          じつは海外の人です」
冲方 丁/聞き手:仲俣暁生
102p



【特集】日本文化が世界を制す
2大スペシャル寄稿
ドメスティックに撤することが国際化のカギだ
鴻上尚史
118p
2大スペシャル寄稿
「総合エンターテインメントの殿堂」をつくれ
小山薫堂
124p
進化する「NIPPONブランド」最前線
川島蓉子
130p
『ミシュランガイド』が東京を絶賛する理由
竹田恒泰
136p
跳進する「色即是空」的日本文明の創造力
鎌田東二
146p
「クール・ジャパン」で経済を成長させる法
中村伊知哉
152p



W杯日本代表は正々堂々と全敗せよ
杉山茂樹
164p
ギリシア危機、日本企業が苦境に陥る日
白川浩道
158p
「奮闘する新興エア」3社の成長戦略
桐山秀樹
172p
航空会社の経営も、量より質を求める時代に!
航空産業はまず「日の丸ヘリ」で戦え
清谷信一
188p
巻頭の言葉
参院選マニフェストの読み方
若田部昌澄
19p
日本の事件簿〈31〉
外国人は性悪
高山正之
13p
日本「低成長」脱出論 最終回
需要創出の切り札
岩田規久男
198p
[新連載] 徹底検証 
松下幸之助の夢・2010年の日本
佐藤悌二郎
209p
大アジア主義者の夢と蹉跌〈第9回〉
「天皇」を発見した社会主義者
田原総一朗
222p
大宰相・原敬〈第43回〉
初入閣
福田和也
233p
私日記〈第127回〉
「如何にいます父母」
曽野綾子
242p
平成始末〈第7回〉
悲しい性
山折哲雄
250p
世の流行にひとこと言わせて!〈第5回〉
ハローワークは役立たず?
さかもと未明
108p
高井戸の蛙、世相を覗く 
覚醒剤ビジネスに罰則強化を!
江上 剛
112p
おじさんのための名作講座〈第19回〉
島崎藤村と樋口一葉
堀井憲一郎
114p
「ニッポン新潮流」を斬る!〈国内政治〉
じつは“普天間通”の鳩山首相
上杉 隆
32p
「ニッポン新潮流」を斬る!〈生活社会〉
“トップ営業”を勘違いする日本
山形浩生
34p
「ニッポン新潮流」を斬る!〈科学技術〉
ゲーム業界を変革するiPad
竹内 薫
36p
「ニッポン新潮流」を斬る!〈情報文明〉
蝕まれる日本製コンテンツ
山本一郎
38p
「ニッポン新潮流」を斬る!〈医療健康〉
“権威者”となる麻酔科医
久坂部羊
40p
経済問題・常識の非常識 
「国債の格付け」引き下げの影響力
上野泰也
194p
クールジャパン・次代の旗手〈第7回〉
平田晃久
川島蓉子
6p
和の美を愉しむ〈第19回〉
「暮る頃」伊東深水
文:田中 大
11p
Killerフレーズ
今月の名言&至言

1p
Voiceブックス
編集者の読書日記

216p
Voiceシネマ
編集者の映画三昧

218p
Voiceレター
読者の感想&意見

219p

Voice とは

 月刊誌『Voice』は、昭和52年12月に、21世紀のよりよい社会実現のための提言誌として創刊されました。以来、政治、国際関係、経済、科学・技術、経営、教育など、激しく揺れ動く現代社会のさまざまな問題を幅広くとりあげ、日本と世界のあるべき姿を追求する雑誌づくりに努めてきました。次々と起る世界的、歴史的な変革の波に、日本社会がどのように対応するかが差し迫って闘われる今日、『Voice』はビジネス社会の「現場感覚」と「良識」を基礎としつつ、つねに新鮮な視点と確かなビジョンを提起する総合雑誌として、高い評価を得ています。