Voice
発売日
2011年10月8日
税込価格
713円
(本体価格648円)
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Voice 2011年11月号

今月号の読みどころ

今月の総力特集は、「野田外交の試練」。普天間基地の移設問題から尖閣沖の漁船衝突事件まで、政権交代以降、迷走を続けた民主党外交――。先進国の退潮、新興国の勃興という新しいパラダイムのなかで、はたして野田首相は日本を守り抜き、世界に再び存在感を示すことができるのでしょうか。国内外の専門家が、多角的に議論しました。そして、もう1本の特集は、「松下政経塾の真価」。さらには、独VWとの提携問題で世間を賑わす、スズキ会長兼社長の鈴木修氏の独占インタビューも掲載。今月号も、ご堪能ください。
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今月号の目次

【総力特集】 野田外交の試練
わが外交経験からの忠告
安倍晋三/岡崎久彦
42p
日米の絆で中国を制御せよ
ジョセフ・ナイ
64p
沖縄基地の県外移設はありえない
ケビン・メア
72p
歪む中東と南アジアから目を離すな
菅原 出
80p
市民の党献金問題は「国家反逆罪」
古屋圭司
87p
国境死守!現場からの提言
佐藤正久/一色正春
94p
「挙党一致政権」で国滅ぶ
中西輝政
52p



【特集】 松下政経塾の真価
松下幸之助は何を憂えたか
牛尾治朗
114p
師をもたずして師となれ!
古山和宏/逢沢一郎/山田 宏
121p
保守再生のため、己を無にせよ
櫻井よしこ
137p



与那国から台湾へ、「感謝を届ける」リレー泳断
黒潮を越えた日台友情の絆
門田隆将
166p
東日本大震災を機に“自分の居場所”を見つけた三十代の肖像
「ロスジェネ世代」の仕事観、3・11の衝撃
齋藤麻紀子
173p
“政治の貧困”が被災者をいまも苦しめている
大震災、国家主催で「追悼と鎮魂」を
玄侑宗久/養老孟司
154p
「自主独立」を守り抜く経営
鈴木 修/篠原文也
144p
時代を拓くコンセプト
「計算ずくで撮ったものが、はたして『映画』といえるのか」
三池崇史/聞き手:五十川晶子
22p
この著者に会いたい!
「『書いた』というより『育てた』という感じの小説です」
金原ひとみ/聞き手:仲俣暁生
104p
彦にゃんの憂国ついーと〈11〉
増税は敗北への序章
島田雅彦
32p
「ニッポン新潮流」を斬る!〈生活社会〉
原発の未来に可能性を残せ
山形浩生
36p
「ニッポン新潮流」を斬る!〈科学医療〉
「震災障害者」の実態調査を
最相葉月
38p
高井戸の蛙、世相を覗く〈34〉
「凡人総理」の成すべきこと
江上 剛
110p
世の流行にひとこと言わせて!〈20〉
熟年世代で婚活ブーム
さかもと未明
194p
海堂尊、医療最前線をゆく〈7〉
重粒子線がん治療
海堂 尊
188p
巻頭の言葉〈11〉
「ジャパナイゼーション」を打ち破れ
冨山和彦
19p
ジャーナリスト休業宣言〈3〉
「ニューメディア」の台頭
上杉 隆
204p
仲代達矢が語る「昭和映画史」〈3〉
チャンバラの極意
春日太一
214p
新・原子力戦争〈5〉
新エネでどこまでできるか
田原総一朗
224p
大宰相・原敬〈第59回〉
政友会総裁
福田和也
234p
私日記〈第143回〉
はやぶさの死
曽野綾子
242p
平成始末〈第23回〉
予想することのできない学問
山折哲雄
250p
クールジャパン・次代の旗手〈23〉
[畠山直哉]
川島蓉子
7p
語り継ぎたい「モノがたり」〈11〉
コート
村上陽一
10p
「凛たる女性」の肖像〈11〉
クリスティン・エドマン
撮影/遠藤 宏
13p
Killerフレーズ
時代を斬る!論点

1p
Voiceシネマ
編集者の映画三昧

198p
Voiceステージ
編集者の観劇メモ

199p
Voiceブックス
編集者の読書日記

200p
Voiceレター
読者の感想&意見

202p

Voice とは

 月刊誌『Voice』は、昭和52年12月に、21世紀のよりよい社会実現のための提言誌として創刊されました。以来、政治、国際関係、経済、科学・技術、経営、教育など、激しく揺れ動く現代社会のさまざまな問題を幅広くとりあげ、日本と世界のあるべき姿を追求する雑誌づくりに努めてきました。次々と起る世界的、歴史的な変革の波に、日本社会がどのように対応するかが差し迫って闘われる今日、『Voice』はビジネス社会の「現場感覚」と「良識」を基礎としつつ、つねに新鮮な視点と確かなビジョンを提起する総合雑誌として、高い評価を得ています。