リーダー育成と組織開発プログラム~松下幸之助「5つの原則」研修
2024年4月16日更新
組織風土を変革し、業績を持続的に向上させるリーダーとは? 松下幸之助が実践してきた「5つの原則」をもとにPHP研究所が独自開発した経営幹部、管理職、リーダーを対象にした研修プログラムです。
現場に、こんな課題はありませんか?
- 職場でのOJTが機能していない
- サポートし合う風土がない
- 早期退職者や休職者が増加している
- 社内の風紀が乱れている
- 受け身体質の社員が多い
- チャレンジが生まれてこない
- あきらめ感が漂っている
- 会社への不平不満をよく聞く
松下幸之助「5つの原則」は、真のリーダーの育成を通じてこうした課題を解決する組織開発プログラムです。
いまこそ「現場力」を再生・強化する
厳しい経営環境のもとで、逆境を逆手にとって事業を成長させるか、それとも濁流に飲み込まれて消え去ってしまうか。多くの企業の人材・組織開発を支援してきた私たちは、その両者を分けるのは現場力(使命感の共有、強固な人間関係)の強さに起因していると考えます。
会社を存続させるためには、使命感の共有と関係の質の向上によって、「メンバー全員がやる気と主体性をもって活動し、各自の個性と能力が存分に発揮され、それがある方向に向かって結集されて前進し続けている現場」(=強い現場)をつくる必要があるのです。
現場力再生・強化スキーム
松下幸之助「5つの原則」研修とは
一代で世界的企業をつくりあげた松下幸之助は、その事業経験を通じて独自の「経営観」「人間観」を確立してきました。「5つの原則」は、松下幸之助のマネジメントを整理体系化し、その「源泉」「強み」として提示するものです。
松下幸之助「5つの原則」
1.使命を正しく認識すること
まずは使命(組織のミッション)を明確に掲げる
2.素直な心になること
素直な心で衆知を集め、現状を正しく認識する
3.人間観をもつこと
肯定的な人間観をもって、人を活かす
4.自然の理法に従うこと
自然の理法に適った、職場風土変革の課題を設定する
5.自主責任経営を心がけること
自主自立の気概をもって最後までやり抜く覚悟を固める
本研修プログラムでは、この「5つの原則」をフレームワークとして、職場の現状を把握し、現場力を強化するための課題を設定、それに取り組んでいただきます。単なる座学ではなく、現場で壁にぶち当たり、汗をかきながら問題を解決する経験を通じて、風土改革の勘所を体得する実践的プログラムとして提供します。
リーダー育成と組織開発を同時に実現
プログラムの設計にあたっては、2つのモデルに基づくフレームワークを使用しています。職場実践の経験を振り返ることでリーダーシップを開発するという着想は「経験学習モデル」に依拠していますし、職場風土変革のために関係の質に注目したのは、成功循環モデルに独自の解釈を加えた理論にヒントを得ています。このように、経営学で実証された理論をもとに設計されたプログラムなので、概念論で終わることなく確実に個人と職場の変革を実現できるのです。
実施概要
対象
主に中間管理職(部長・課長)、経営幹部候補者
定員
20名
実施形態
講師派遣型集合研修(ご指定の会場に講師が出張いたします)
講師
PHPゼミナール・専任講師
標準パッケージ
・通信教育『"強い現場をつくるリーダー"になるための「5つの原則」』の受講
・モジュール(集合研修)1日×3回
・職場風土診断×2回
・職場実践期間中の受講者フォロー
・成果報告会の実施
・報告書作成
中堅・若手社員対象「5つの原則」研修もご提案
松下幸之助「5つの原則」は、中堅・若手社員のリーダーシップ開発にも適用可能です。- 若手社員のモチベーションやエンゲージメントが低下している
- 中堅社員として仕事には慣れてきたが、組織の歯車のような感覚に陥って成長意欲が感じられない
- 上司も部下も、日常業務で忙しく、コミュニケーションや連携が不足している
研修プログラム等、詳しい資料は下記からダウンロードしてご確認ください。「通信教育コース」もご用意しております。