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PHPゼミナール40周年のご挨拶

PHPゼミナールは、PHP研究所創設者・松下幸之助の思想・哲学をベースにした人間教育として、昭和52年(1977年)5月に開講いたしました。以来40年の永きに亘って、国内外の企業・団体様から高い評価をいただき、ご活用企業数1万社、延べ受講者数は100万人を超えるまでに至りました。
開講以来、「人間力豊かなビジネスリーダーを輩出し、日本中の現場を元気にする」をスローガンに掲げてきましたが、昨今の産業界および各企業・団体の状況を鑑みますと、残念ながら我々の活動は未だ道半ばと言わざるを得ません。松下幸之助は、より良い社会・組織をつくる上で人材育成がもっとも重要であると指摘した上で、教育のあり方について「形式的な教育はいけない。本当の教育、人間の心を高める教育、魂を練る教育をやらねばならぬ」と述べています。
経済のグローバル化が一層進展し、組織も人もさらに大きな競争と変化にさらされるであろうこれからの時代。厳しい環境の中でも、生きがい・働きがいをもって世のため人のために尽くすリーダーを育成するために、私たちPHP研究所はこれからも「人間の心を高める教育」を産業界に提供していく所存でございます。引き続き、皆さまのご愛顧を賜りますよう、何とぞよろしくお願い申し上げます。

コーチング

「コーチング」とは
相手の中にある可能性を引き出し、その人の自主的な前進をサポートするコミュニケーションスキル

「PHPコーチング」の特徴とは

PHPでは、人間(部下)に対する考え方・姿勢の変革にこそコーチングの最大の意義があるととらえています。すなわち、コーチングをまず哲学(人間観)としてとらえ、その実現方法としてスキルを位置付けています。 PHP研究所の創設者である松下幸之助の人材育成手法や考え方はコーチングに通ずるところがきわめて多く、事例としてこれらを取り入れていることも大きな特徴です。

【松下幸之助とコーチング】

「最近は、企業人教育の分野で、『コーチング』という言葉が盛んに用いられています。人それぞれに与えられている無限の可能性を信じ、これをうまく引き出して育てていくことの大切さが説かれているわけですが、そもそも松下幸之助の人間観とその実践は、コーチングの基本の考え方に徹したものであったと言ってもよいのではないでしょうか」
「『きのう、布団の中でこんなことを考えたんやけど、君どう思う?』というように、来る日も来る日も、『どう思う?』と、質問攻めでした」
(PHP研究所刊『松下幸之助 元気と勇気がわいてくる話』岩井虔著より一部抜粋)

コーチングで表現するところの「傾聴」や「拡大質問」を、松下幸之助は普段から使っており、“人は磨けば輝くダイヤモンドの原石”という人間観を常に持ちながら経営に当たっていたのでした。

「PHPコーチング」のキーワード=信・認・任

  • すべての部下が「無限の可能性」と「答え」をもっていることを信ずる + 部下からの信頼

  • 人間としての尊厳を認め + 一人ひとりの個性、違いを認めて活かす。
    人はみな違う。それぞれの部下の長所、持ち味を日頃から心でしっかりと受け止め、それを伸ばしつつ活かしていく

  • 任せてこそ人は伸びる + 任して任さず
    部下の能力・資質・適性の違いに応じて、仕事を任す。任せっぱなしにはしない(最終責任は任せた側にある)

PHPコーチング研修の基本理念


(1)人間は誰もが無限の可能性をもっている

・誰もがその可能性の最大限の発揮を望んでいる

・可能性を発揮させるには、適切なサポートが必要

※「人間はダイヤモンドの原石のようなものである」(松下幸之助)


(2)答えはその人自身の中にある

・「答え」とは、ある課題を解決するのに、あるいは、ある目標を達成するのに、その人自身の能力や可能性を最も有効に発揮する方法・やり方

・人の能力・可能性はみな違う ⇒「答え」は人によってみな違う