ありがとう大賞
「ありがとう大賞」とは……

「ありがとう大賞」は、“心からの感謝の気持ち=arigato”をテーマに書かれた小説作品を募集し、広く社会に発表することを目的に、2012年1月に創設されたアワードです。


3.11以降、あらためて気付かされた大切なことがたくさんありました。 このような時代だからこそ、当たり前のことを当たり前と思わず、当たり前と思えることにでも感謝の気持ちを持っていたいと「ありがとう大賞」は考えています。


ありがとう……


今あらためて、この言葉についてみんなで考えていきたい、そして、もう一度、生まれたことに感謝し、前向きに考えるきっかけにしてもらいたい、そんな思いで本賞を設立しました。

毎年の“ありがとう”を振り返られるような、その1年間の空気、気持ちを体現するような、アワードにしていきたいと考えています。

ありがとう大賞
 ありがとう大賞受賞作品
北林雨夏著『金色の笑顔』
あらすじ

高校2年生の安藤小麦は、両親が離婚し、母親と祖父と3人で暮らしていた。
日々募る孤独感を自分でも持て余し、不登校予備軍になっていた小麦。
そんな中、祖父の肺に癌が見つかり、余命3ヶ月と宣告された。
その祖父が小麦にある“お願い事”をしてきたのだ。
「俺が描いたこの絵を、とある人に届けて欲しい」それは祖父が初恋の人へ向けた大事なメッセージだった。
一度は断ったものの、祖父が元気になることを願って絵を届ける小麦。
そこで出逢ったさまざまな人たちとの触れ合いの中で、小麦は、寂しいのも辛いのも、自分ひとりではないことに気づいてゆく――。



著者プロフィール
北林雨夏の顔写真

北林 雨夏  (きたばやし うか)

東京都生まれ。
脚本家・構成作家
別の筆名で、サスペンスドラマや連続ドラマの脚本や情報番組の企画構成、小説、コミック原作など、幅広く活躍。


受賞コメント

「ありがとう」という言葉が大好きです。想いが溢れたとき、喜びを伝えたくて口にする言葉だからです。そこには、とてもステキな日常のシーンが展開されていることでしょう。私が触れあった溢れる想いを小説にしました。この作品で大賞を頂き、とても嬉しく感激しております。作品に詰まった「ありがとう」の想いに、もうひとつ、私からの溢れる「ありがとう」を加えさせて頂きます。本当にありがとうございました。

立ち読みはこちら  北林雨夏著『金色の笑顔』 立ち読み PDFで読む




山本高史『リトル』
あらすじ

ある日突然アッコちゃんの家にやって来た子犬、リトル。
その日から、リトルとアッコちゃん・お父さん・お母さんたち家族の、長くて短い9年間が始まった。
新しい家族、リトル。
アッコちゃんの「おねえさん宣言」。
日々繰り返されるリトルとアッコちゃんのバトル。
初めて見るもの、聴くものに、目を輝かせるリトルとアッコちゃん。
しかし幸せな数年間ののち、リトルは病に倒れ……!?
犬は家族にとって、単なるプラスαではない。
家族の心の中に棲んで、一人一人を変えて行く。
リトルという犬を通して、アッコちゃん、そして両親までが成長してゆく姿を描く。



著者プロフィール
山本高史の顔写真

山本高史  (やまもと たかし)

1961年京都府生まれ。
関西大学社会学部教授
クリエーティブディレクター/コピーライター
1985年大阪大学文学部卒。同年(株)電通入社。コピーライターとして活躍、数多くのキャンペーン広告を手がける。2006年12月(株)電通を退社。(株)コトバ設立。

受賞コメント

言葉は、それ自身がある意思を持って、受け手に伝わろうとするようだ。「ありがとう」がすばらしいのは、やさしいからだけではなく、その言葉が前を向かせてくれるから。「ありがとう」の瞬間、人の気持ちは前を向いているから。だから“頑張ろう”とか“こんどは自分の番だ”とか。その思いを、「もう、ごめんねはいらない。ありがとう、リトル」というフレーズに込めました。すばらしい賞をありがとうございました。ぼくの気持ちは背筋を伸ばして、前を向いています。

立ち読みはこちら  山本高史『リトル』 立ち読み PDFで読む


ご購入

お買い求めは最寄の書店またはこちらへ

北林雨夏著『金色の笑顔』
北林雨夏著『金色の笑顔』

判型:B6判(ソフトカバー)176ページ

ISBN:978-4-569-81071-3

発売日:2013年3月2日(土) 

本体価格:952円(税別)



山本高史『リトル』
山本高史著『リトル』

判型: B6判(ソフトカバー)192ページ

ISBN:978-4-569-81072-0

発売日:2013年3月2日(土)

本体価格:952円(税別)