松下幸之助 経営の神様とよばれた男
発売日
2014年04月30日
判 型
文庫判
ISBN
978-4-569-76176-3

松下幸之助 経営の神様とよばれた男

著者 北康利著 《作家》
主な著作 『白洲次郎 占領を背負った男』(講談社文庫)
税込価格 770円(本体価格700円)
内容 なぜ松下幸之助だけが「経営の神様」とよばれるのか? その決断と行動の理念を、彼の人生を辿りつつ鮮やかに追体験できる傑作人物評伝。



 わが国の歴史で“経営の神様”とよばれた唯一の人物、松下幸之助。

 生家の没落、両親との離別、丁稚奉公など苦難の連続を乗り越えて独立創業、一代で世界有数のグローバル企業を築き上げた“和魂和才”の経営理念は、今なお日本の大きな財産となっている。

 だが、彼が世の中から尊敬を集めたのは、ただ単に歴史に残る成功者だったからではない。「人生も経営である」という言葉に象徴されるように、経営に社会性や精神性を見出そうとした“求道者”のような生き方にこそある。

 本書は、「紀ノ川駅の別れ」「電気との出会い」「好況よし、不況なおよし」「水道哲学と創業命知元年」「戦時下の松下電器」「熱海会談」「国家に経営理念を求めて」など、“不世出の経営者”が歩んだ決断と行動の道程を、生い立ちから鮮やかに追体験できる「決定版・松下幸之助伝」。

 彼が生涯をかけて思索した繁栄の哲学がここにある!

 『同行二人 松下幸之助と歩む旅』を改題。