壁を乗り越える論語塾
発売日
2018年11月16日
判 型
四六判並製
ISBN
978-4-569-78823-4

壁を乗り越える論語塾

著者 安岡定子著 《安岡定子事務所代表》
主な著作 『こども論語塾』(明治学院)
税込価格 1,320円(本体価格1,200円)
内容 進路、部活、友だち関係と、悩みの尽きない中高生時代。そんな時に役に立つ、論語が教えてくれる人生の指針をやさしく紹介する。



 中高生時代には、進路や部活をはじめ、さまざまなことで壁に直面します。中国の思想家・孔子の言行や弟子たちとのやりとりなどを記録した書物である『論語』には、そうした時に頼りになる考え方が満載です。

 本書は、壁に直面した時に役立つ『論語』の章句を、中高生向けにやさしく紐解くものです。

 第1章 「日本人に愛され続ける論語」は序章・総論。聖徳太子の「和を以って貴しと為す」が論語に出てくる言葉であることや、ノーベル賞受賞者の大村智先生が『論語』に出てくる「恕」という言葉を大切にしていらっしゃることなどが書かれています。

 第2章以降は、壁を乗り越えるための指針となる60の章句を取り上げ、その章句の意味をエピソードを交えながらやさしく紹介しています。「君子は上達し、小人は下達す。」「徳は孤ならず、必ず隣有り。」「過ちて改めざる、是れを過ちと謂う。」など、折に触れて使いたい章句が目白押しです。