[図解]実家の「空き家問題」をズバリ解決する本
発売日
2016年12月20日
判 型
A5判並製
ISBN
978-4-569-83473-3

知らないと大損する!
[図解]実家の「空き家問題」をズバリ解決する本

著者 牧野知弘著 《オラガHSC株式会社代表取締役》
主な著作 『空き家問題』(祥伝社新書)
税込価格 1,540円(本体価格1,400円)
内容 残された家族に重くのしかかる「住まない実家(空き家)」問題。大ごとになるその前に、しておくべきことをわかりやすく図解で解説する。



 いま、日本にはどれくらいの空き家が存在するでしょうか? 2013年に総務省が発表した統計によると、なんと約820万戸。7軒に1軒が空き家となっています。このまま増え続けていけば、2018年には1000万戸の大台に乗るといわれています。

 ほとんどの方が実家を出て新たに家を持ち、実家に戻る予定がないのではないでしょうか。実は「空き家になった実家」は、何もしなくても金銭面の負担が相続者に大きくのしかかってきます。知らないだけでは済まされない現実がここにあります。
●誰も住んでいないのに、税金はかかる 
●空き家となって、簡単には売り貸しが難しい 
●更地にすると固定資産税が6倍になる 
●相続放棄する場合も期限がある 
●親が健全のときに手を打つべき(認知症になると不動産の権利が凍結)etc. さまざまな難題が待ち受けているのです。

 残される家は、ひと昔前は財産でしたが、現在、多くの方にとっては大きな重荷。だからこそ、大損しないためには早め早めの対策が解決のカギなのです。

 本書は、図解やマンガを取り入れながら、空き家問題をわかりやすく解説。まずは、あなたの実家のこれからのことを考えてみませんか?

 ■もくじ
●【STEP1 選択肢を知る】何もしないと実家はお荷物物件に。“空き家未満”で対策を! 
●【STEP2 権利の整理】いちばん怖いのは権利の凍結。名義を変更し、認知症&相続問題を解決 
●【STEP3 土地・建物の整理】売却が最善の活用法。都心で駅前なら賃貸経営も 
●【STEP4 ものの整理】ものの価値は自分で決めない。親の意見を尊重しながら整理する