教養としての「ローマ史」の読み方
発売日
2018年03月16日
判 型
四六判並製
ISBN
978-4-569-83780-2

教養としての「ローマ史」の読み方

著者 本村凌二著 《東京大学名誉教授》
主な著作 教養としての「世界史」の読み方』(PHP研究所)
税込価格 1,980円(本体価格1,800円)
内容 ローマはなぜ世界帝国になれたのか。繁栄が続くとなぜ人は退廃するのか。現代を考える大きな羅針盤となるローマの歴史に学ぶ。



 なぜ、ローマは帝国になり得たのか。なぜ、ローマ帝国は滅びたのか。

 王政から共和政を経て帝政へ、多神教世界帝国から一神教世界帝国へ。古代ローマ史研究の第一人者が、長きにわたって古代を生き延びたローマの歴史とその新しい「読み方」を語り尽くす。

 建国時の混乱、強敵との戦い、国家の再建、跡継ぎ問題、異民族の侵入、文明の変質……。ありとあらゆることを経験したローマの長い歴史は、現代を考える上での大きな羅針盤となり、混迷する現代を生きる我々に多くの示唆を与えてくれる。ローマ史のみならず、世界史や現代社会の理解をより深めることにも繋がる一冊。

 【目次より】I.なぜ、ローマは世界帝国へと発展したのか/II.勝者の混迷、カエサルという経験/III.「世界帝国ローマ」の平和と失われた遺風/IV.ローマはなぜ滅びたのか

 佐藤優氏、推薦! 「ローマ史の中に人間の英知のすべてが詰まっていることがよくわかる。」