エリック・ホッファー 自分を愛する100の言葉
発売日
2018年09月20日
判 型
四六判並製
ISBN
978-4-569-84152-6

エリック・ホッファー 自分を愛する100の言葉
「働く哲学者」の人生論

著者 小川仁志著 《哲学者、山口大学准教授》
税込価格 1,760円(本体価格1,600円)
内容 港湾労働者として働きながら思索を続けたエリック・ホッファー。本書は異色の哲学者に学ぶ生きるヒントである。



 愛するとは、自分に誠実に生きることである。

 7歳で失明、18歳で天涯孤独となり、28歳で自殺未遂。その後、日雇い労働者として放浪の生活を送り、独学で哲学者を志す――。本書は、アメリカで大きな反響を呼んだ哲学者エリック・ホッファーの人生に学ぶ一冊。

 日本人は自分を愛するのが下手であるような気がしてなりません。そのせいで、つい自分を責めてしまったり、やりたいことが見つからなかったり、他人と比較してしまったりするのです。いまの自分を肯定できないから、自分を愛することができない――。そういう人はたくさんいるのではないでしょうか。ホッファーの生き方と言葉は、そんな生きづらさから脱却するための処方箋です。

 本書は自己、人生、仕事、人間関係、モチベーション、セルフコントロール、学び、成長、世間、自由の10の項目に分かれており、どこから読んでもらってもいいですし、自分なりにホッファーの言葉を受け止めてもらってもいいと思います(本書の「はじめに」より)。