朝鮮戦争と日本・台湾「侵略」工作
発売日
2019年08月09日
判 型
新書判並製
ISBN
978-4-569-84349-0

朝鮮戦争と日本・台湾「侵略」工作

著者 江崎道朗著 《評論家》
主な著作 日本占領と「敗戦革命」の危機』(PHP研究所)
税込価格 1,210円(本体価格1,100円)
内容 朝鮮戦争の裏の狙いは日本の共産化だった! 韓国侵攻と時を同じくして起こる日本国内の暴動。保守は赤化の危機をどう乗り越えたのか?



 日本人の多くは、朝鮮戦争に関してわが国は傍観者だったと思っている。だが、実は当時の日本国内には共産革命の司令塔・極東コミンフォルムによる「武装闘争」指令が下っていた。わが国は戦争と革命の波に巻き込まれていたのだ。GHQ、トルーマン、スターリン、毛沢東らは日本とアジアをどのように改造しようとしたのか。朝鮮戦争はいかにして起こり、日本は紛争に巻き込まれたのか。知られざる日本・台湾の「侵略」工作とともに、敗戦後から朝鮮戦争に至る空白の戦後史が遂に正体を現す。
●敗戦後の日本を襲った「敗戦革命」
●野坂参三の「平和革命」工作
●日本共産党と朝鮮労働党の共謀
●革命の司令塔・極東コミンフォルム
●中国共産党に操られたトルーマン民主党政権
●台湾を守れ――根本博と「白団」の活躍
●原爆開発と朝鮮戦争への道
●朝鮮戦争をめぐる中ソの思惑と対立
●日本共産党の武装闘争
●北海道侵略の危機
●左右の全体主義と戦った日本社会党