魔女みならいのキク
発売日
2021年10月26日
判 型
A5判上製
ISBN
978-4-569-88023-5

魔女みならいのキク

著者 草野あきこ作
ひがしちから
主な著作 魔女ののろいアメ』(PHP研究所)
税込価格 1,320円(本体価格1,200円)
内容 魔女みならいのキクは、おつかいの途中で花屋のアイちゃんに会いました。アイちゃんに、クッキーを一緒に作ろうとさそわれますが…。



 魔女みならいのキクは、町はずれにある家で妹のスミレとユリと一緒に、お師匠さんから魔法をならっています。妹たちはどんどん魔法が上手になっていくのに、キクはちっとも魔法が使えません。

 キクは、お師匠さんに頼まれたおつかいの途中で、お花屋さんの子ども、アイちゃんに出会いました。アイちゃんは、一緒にクッキーを作ろうとキクを誘います。お師匠さんから、人間と仲良くしてはいけないと言われていましたが、大好きなクッキーを食べたいキクは、アイちゃんの家へ行くことにしました。

 キクは、アイちゃんとクッキーを作り始めましたが、人間が作るお菓子は、材料をしっかりはかったり、入れる順番があったりと面倒なことばかりです。そして、キクが卵を落としそうになった時、あわてて指を向けると卵がキクの手元に戻ってきました。ついに魔法を使えるようになったのですが……。

 『魔女ののろいアメ』などでお菓子を売る魔女の幼少期を描いた物語。