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日本企業にいま大切なこと

日本企業にいま大切なこと


[著者] 野中郁次郎、遠藤 功
[本体価格] 720円(税別)
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目次
序章 日本の経営者は「実践知のリーダー」である――野中郁次郎
リアリズムなき日本政治は「失敗」の本質をくりかえした
イデオロギーがもたらす単眼思考
「実践知」を活かした戦時のリーダー
哲学が見えない原発停止要請
超法規的な「特区」が東北をよみがえらせる
「ワイズ・キャピタリズム」の重要性を発信せよ

第部 成功している世界企業は「アメリカ型」ではない


第1章 リーマン・ショックと大震災で何が変わったか


●日本企業にはコモングッドの精神がもともと宿っている――野中郁次郎
 経営はたんなる「サイエンス」ではない
 「共同体の善」を重んじた日本黎明期の創業者たち

●いまこそ「エコノミック・アニマル」に立ち戻れ――遠藤 功
 追い込まれたことがプラスになる
 「超短期」と「長期」の2つのビジョン

第2章 横文字思考の“毒”


●コンプライアンスや数字から知恵や勇気は生まれない――野中郁次郎
 スティーブ・ジョブズの成功も「連続の非連続」
 「過去」のデータを分析しても「未来」は切り開かれない

●情緒的な国でどこが悪い――遠藤 功
 メールやセクハラ・パワハラがよい関係性を破壊した
 経験もないのに仮説なんか考えても意味がない

第3章 傷ついた日本の「暗黙知」と「現場力」


●イノベーションは平凡な日常からしか生まれない――野中郁次郎
 発想の基本は現場・現物・現実からの帰納法
 「創造とは一回性のなかに普遍を見ることだ」

●愚直なまでに「質」を追求する現場を取り戻せ――遠藤 功
 「体格」よりも「体質」で勝負する姿勢
 危機に際して明らかになった現場の潜在能力

第部 海外に売り込める日本の「強み」


第4章 ムダが多いはずの「総合力」が生きる時代


●「ぶら下がり社員」を海外に送り込め――野中郁次郎
 「グローバリゼーション」は「ローカリゼーション」
 日本には深くて広い知が眠っている

●「ガラパゴス」こそ日本の「際立ち」の象徴――遠藤 功
 「縦の深さこそ日本の力だ」と発想を逆転させればよい
 「総花」とは異なる「戦略的な総合性」

第5章 世界に注目される共同体経営


●日本企業の価値観にいまになって欧米が近づいてきた――野中郁次郎
「プラクティカル・ウィズダム」は日本ではありふれた発想
 国を背負っているという気概が世界ではリスペクトされる

●モノや技術だけではなく「価値観」を売れ――遠藤 功
 日本の「当たり前」が海外では評価される
 中国人でさえ「株主価値至上主義」に違和感を覚えている

第6章 優秀な個を結集する「チーム力」


●モノづくりに“身体性”を取り戻せ――野中郁次郎
 知が継承される「アジャイルスクラム」
 知的創造には他社と共鳴し合う「場」が必要

●「日本的なもの」を素直に誇れる20代を活用せよ――遠藤 功
 「個性」と「連帯」を両立させた日本サッカー
 日本しか知らない人間には「日本のよさ」もわからない

第部 スティーブ・ジョブズに学ぶ「日本型」リーダーシップ


第7章 意思決定のスピードをいかに上げるか


●社員をその気にさせる「大ボラ」を吹け――野中郁次郎
 経営トップに必要なプロデューサー的資質
 「マネジメントは教養である」

●「職場」という単位に回帰せよ――遠藤 功
 コンセンサス重視の弊害
 小さなヒントを大きなコンセプトに昇華させるセンスや能力

第8章 優秀なミドルをどう育てるか


●リーダーは自分の夢や失敗談を語れ――野中郁次郎
 適切な評価と内省を循環させる徒弟制度
 大いに飲み、議論し、ケンカをする

●現場が元気な会社は「ノリ」がいい――遠藤 功
 成功している課長は「はみ出す」ことを恐れない
 「遊び心」を仕事にもちこむ余裕がなくなった20年

第9章 賢慮型リーダーの条件


●「ディシジョン」ではなく「ジャッジメント」――野中郁次郎
 ルールなんて破るためにある
 重要な判断に多くは要らない

●危機に直面したときの行動で企業の品格は決まる――遠藤 功
 「OJT」を見なおそうとする動き
 政治が期待できないなら企業がやるしかない

終章 リーダーはつねに現場とともにあれ――遠藤 功


 「中央」と「現場」の鮮烈なコントラスト
 「平時の現場力」の重要性
 「中央」のエゴを押しつけるな
 いまこそ企業は「社会的責任」を果たすべき
 日本にカリスマ的リーダーは要らない

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