頁数/仕様
160ページ / 縦:21cm 横:14.8cm
初版
2017年12月
在庫
在庫あり

女性の口臭・歯周病はこうして防ぐ!

女性は更年期症状による抵抗力の低下、骨量の減少などで歯周病の悪化を招くリスクが高くなります。女性にこそ知ってほしい口臭・歯周病をわかりやすく解説しています。
著者(肩書) 花田信弘《鶴見大学歯学部探索歯学講座教授》
主な著作 『歯周病が寿命を縮める』(法研)
税込価格 1,296円   (本体価格:1,200円)
対象 一般
頁数/仕様 160ページ / 縦:21cm 横:14.8cm
初版 2017年12月

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歯は体の健康を守るうえで大きな役割を果たしています。歯が失われると、食べられるものが限られることなどにより、栄養をバランスよく摂れなくなっていくことにつながります。結果的に健康的な生活を送るうえでいろいろな問題を生じさせるのです。
それだけではありません。歯に問題があると、口元が気になって人とのコミュニケーションにも差しさわりが出てきます。そこに口臭が加わるようなことがあれば、人とのおしゃべりも億劫になっていきます。
歯が健康であること、口の中がよい状態に保たれていることは、体の健康を守る、気持ちを健康に保つという2つの面において重要です。

口の中の健康を阻害する最大の原因としてあげられるのが「虫歯」と「歯周病」です。とくに問題となるのが「歯周病」で、これにかかると歯を失うリスクが高まる、口臭が出てくる、さらには口から全身へと病気を引き起こしていく「菌血症」という状態になるなど、よいことはひとつもありません。
本書では、口腔の二大疾患のうち「歯周病」に焦点をあてて、それがどのような疾患なのか、どうケアをして防いでいけばよいのかをお伝えしていきます。

口元を気にせずに笑顔で人とおしゃべりできる、自分の歯をなくすことなく年を重ねていける、健康な体で生活や人生を楽しんでいく、この本をそのための一助として役立てていただけたら幸いです。  (「はじめに」より)

◆歯周病と口腔ケアのウソ・ホント
◆歯の数と役割

【1章】女性だからこそ歯が大事
●107歳まで生きる時代に備えよう
・80歳で20本以上の歯があるのは2人にひとり
・2050年には100歳超えが100万人!?

●女性ならではの歯と口臭のリスク
・歯が抜ける二大原因は「虫歯」と「歯周病」
・女性ホルモンと歯周病は関係する!
・更年期からさらに歯周病リスクが高まる!?
・口臭や歯のトラブルにつながるドライマウス

●歯がなくなると生活の質が急速に悪化する!
・女性の大半は早くから要介護予備軍に
・歯がなくなると寝たきりになる!?
・社会生活やメンタルヘルスにも影響あり

●口内の健康が健康長寿の鍵
・健康長寿に必要な6つの要因
・簡単に取り組めるのが食生活と歯磨き
〈COLUMN〉インプラントでもケアが悪いと歯周炎を起こす

【2章】虫歯より怖い!「歯周病」
●虫歯・歯周病はどんな病気?
・虫歯も歯周病も「細菌」が原因
・虫歯菌と歯周病菌は毒素が違う

●歯周病は今や新たな国民病
・日本人の8割が歯周病にかかっている
・歯肉炎と歯周病は違うもの?
・口臭のほとんどは歯周病からきている

●歯周病はこうして進行していく
・「サイレント・ディジーズ」だからこその怖さ
・歯周病菌たちの棲み処「バイオフィルム」が諸悪の根源
・歯肉炎から歯周病に至るまでのプロセス
・歯周病は感染する!

●全身の病気にもつながっている歯周病
・歯周病のいちばんの問題「菌血症」とは?
・歯周病菌は1分30秒で上腕に達する!
・動脈硬化の真の元凶は歯周病菌
・がん、糖尿病、認知症、関節リウマチも口から起こる

●口臭・歯周病を今すぐセルフチェック!
・まずは鏡で歯と歯肉の状態を見てみよう
・すぐにできる異変チェック
・歯周病チェックリスト
〈COLUMN〉高齢の方は歯周病菌による誤嚥性肺炎に注意

【3章】口臭・歯周病は口内環境がポイント
●口の中には菌がたくさん!
・口内は腸内と並ぶ細菌のパラダイス
・口内にも善玉菌、悪玉菌、日和見菌がいる
・3週間歯磨きをしないとどうなるか?
・悪さをするのはほとんどが口の細菌

●口内環境を整えることで腸内細菌も守られる
・上と下はつながっている
・腸と口のフローラによい菌を増やしていく
〈COLUMN〉赤ちゃんへの口うつしやスプーンの共用は絶対NG?

【4章】正しい口腔ケアで防ぐ
●基本は自宅ケア+歯科医院でのケア
・歯には感染防護の仕組みがない
・自宅と歯科医院の二段構えで悪玉菌を追放する
・隠れたバイオフィルムはプロしか除去できない
・歯肉の炎症が1週間続いていたら歯科医院へ

●毎日の自宅ケアのコツとポイント
・寝る前の歯磨きだけは何があっても忘れずに
・歯には4面あることを意識しておこう
・正しいブラッシングを覚えよう
・歯間ブラシとデンタルフロスを使いこなす
・歯磨き剤のおすすめはフッ素配合タイプ
・洗口剤の使い方にはちょっと注意を

●3DSセラピーという新たな予防法
・3DSセラピーとは
・毎日5分で100歳まで健康な歯を残せる!
・3DSセラピーを始めるには?
〈COLUMN〉ジェット水流タイプの口腔洗浄器は歯周病予防に効果あり?

【5章】生活習慣改善で防ぐ
●何よりも重要なのが食生活
・虫歯や歯周病は食事バランス悪化のシグナル
・低糖質の食事は歯にも体にもよい
・理想は歯を磨かなくても炎症を起こさない食事?
・若返り食は歯の健康も守る

●唾液の量を減らさないようにしよう
・唾液の種類と役割
・味覚刺激と外的刺激で分泌を増やす

●生活習慣病予防は歯周病予防にもなる
・リスク因子は極力減らしていこう
・ストレスは歯にも負担をかける
・歯の血流を阻害するタバコ
・慢性炎症をつくらない、放っておかない
〈COLUMN〉医者選びのひとつの目安「歯周病専門医・認定医」