頁数/仕様
160ページ / 縦:18.8cm 横:12.8cm
初版
2018年7月
在庫
在庫あり

子どもが友だちで悩まないために10歳までに親がすべきこと

「わからないことの聞き方を教える」などのロールプレイ法から「新しいクラスで友だちを見つけるには?」などの困りごとへの対処法まで、子どもの友だち関係をサポートする方法を紹介しています。
著者(肩書) 有光興記《関西学院大学文学部総合心理科学科教授》
主な著作 監修:『発達障害の子のコミュニケーション・トレーニング』(講談社)
税込価格 1,296円   (本体価格:1,200円)
対象 6~10歳の子どもの保護者
頁数/仕様 160ページ / 縦:18.8cm 横:12.8cm
初版 2018年7月

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親としてお子さんの成長を見守るなかで、小学校に入ってからの友だちづきあいは気になるところかと思います。お子さんが笑顔で過ごしていても、他のお子さんとどんなつきあい方をしているのか心配になることがあります。
私が、お子さんの発達に関する相談を受けるなかで、最も多いのが友だちづきあいです。特に、小学校の高学年から、いじめや仲間外れで学校に行けなくなったり、1人でいるのが好きで友だちがいなかったり、友だちは大勢いるけど嘘をついたり反抗的な行動をとったりと、問題が大きくなってきます。こうした問題の多くは、友だちづきあいのなかで生じてきますが、お子さん自身で解決できることもたくさんあります。
小学生になると、お子さんは1人でいろんなことができるようになっています。親ができることとしては、まずはお子さんの悩みを聞いて受け入れていくこと、温かい目で見守ってあげる姿勢が重要です。一方、お子さんが悩んでいる場合や、大人から見て心配な行動をしている場合は、何らかの手だてが必要になります。
手だてを講じるといっても、親や教師があまり関わりすぎると依存的な子どもになり、かえって発達を妨げる結果となります。かといって、まったく関わらないと問題を長引かせ、人づきあいが嫌いになって学校が嫌になる可能があります。ちょうどよく、お子さんの友だち関係を手助けする方法を知る必要があるでしょう。
この本では、10のロールプレイ法と困りごとへの対処法が書かれています。どの方法も、ご家庭で取り組めるものですので、良いと思ったものを是非取り入れて下さい。すでに取り組んでいる、取り組まれたことのある方法もあるでしょう。ちょっとしたやり方の違いでうまくいくこともありますので、この本を読まれたことをきっかけに再度取り組んでいただければと思います。
お子さんたちが、この本を通じて、お父さんお母さんと一緒に少しずつ友だち関係のスキルを身につけて、笑顔が増えることを願っております。  (「おわりに」より)

プロローグ●今なぜ子どもたちが友だち関係に悩んでいるのか

【PART1】友だちといい関係を築くために育てたい4つの力
なぜ10歳までの親の関わり方が大切なの?
友だちづきあいのスキルは社会に出ても役立つ
SNSを知る前に教えておきたい、人間関係の基盤
友だち関係に必要な4つの力
■友だちづくりのきっかけをつかむには
・どんな子が友だちに好かれるのか
・どんな子と仲よくなればいいのか
■相手の気持ちを理解するには
・いじめない子になるには
・友だちの助けになるような子にするには
■自分の気持ちや考えを伝えるには
・いじめられない子になるには
・みんなをまとめるには
■自分の気持ちを整えるには
・困った状況を解決するには
・「1人でいる」「友だちといる」バランスのとり方

【PART2】親子でできる友だちづくりのトレーニング
まず1人、いい友だちをつくる
■親子でできるロールプレイ
・あいさつのしかたを教える
・話題の選び方を教える
・受け答えのパターンを教える
・わからないことの聞き方を教える
・得意なこと人の役に立つことを見つける
・ボードゲームをする(遊びのルールを教える)
・お手伝いをさせる
・公共の場でのふるまいを教える
・スマートフォンやSNSの危険性について話し合う
・集団行動のルールを教える
■ロールプレイの効果を高める親の対応
・落ち込む気持ちを受け入れる
・努力を認める
・手を握る・抱きしめる

【PART3】友だち関係の「困りごと」への対処法
■困りごとへの対処法
・新しいクラスで友だちを見つけるには?
・転校する時の友だちづくりで親ができることは?
・子ども同士のおでかけはいつから?
・グループのなかで浮いてしまう
・いつも仲間外れになってしまう
・宿題をすると「いい子ぶってる」と言われる
・ボス的な子に遠慮して言いたいことが言えない
・遊びのなかでキレてしまう
・自分ばかり話してしまう
・集団行動を嫌がる