頁数/仕様
192ページ / 縦:18.8cm 横:12.9cm
初版
2018年5月
在庫
在庫あり

一生役立つ!
子どもの本当の「読解力」をグッと引き出す方法

多くの子どもをみてきた有名進学校の教諭が、勉強はもちろん、理解力や判断力などにもつながる大切な読解力を伸ばすために、親ができる具体的な方法を紹介します。
著者(肩書) 中島克治《麻布中学校・高等学校国語科教諭》
主な著作 『小学生のための読解力をつける魔法の本棚』(小学館)
税込価格 1,296円   (本体価格:1,200円)
対象 幼児~小学校低学年の保護者
頁数/仕様 192ページ / 縦:18.8cm 横:12.9cm
初版 2018年5月

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皆さんこんにちは。
麻布中学校・高等学校で現代文を担当している中島克治と申します。

皆さんは読解力というと、大切な力だろうけれど、何やら育むのが難しいように考えていませんか?
国語の試験で良い成績をとるために、複雑な心情を読み取ってきちんと表現しなければならない、そのために養成・錬成されなければならないのが、読解力だと。 私は、まず何より、読解力は理解力であり、判断力、さらには人間力だと思います。

ただ文章を読み、傍線の引かれた部分の問いに答える力ではなく、たとえば悲しみに沈む人の心にさりげなく寄り添おうとする、見返りを求めない思い遣りの力だと。とすると、それは、頭で考えて、問題集の中から正解を導く手法ではたどり着けません。もっと日常的な、ありふれた生活のシーンの中に、その妙薬が潜んでいると思います。

つまり、保護者の方々をはじめ、周囲にいる親しい人々が、お子さんにほんの少し気をつけたり、気にかけたりしてくだされば、広い意味での読解力、つまりは人の心を理解する力を確実に育んでいけるのです。

また、このささやかな働きかけは、小さい頃からだけでなく、気づいたときから心がけてくだされば、必ず子どもの心に小さな変化を呼び起こします。親だって完全ではありませんから、いろいろな失敗がありえます。
しかし、その先に目的や目標があれば、一進一退しながらも、親子で人間力を上げていくことができるのです。
この本が、そんな思いを抱いた方たちへの、ささやかなエールになればと思います。  (「はじめに」より)

【Part1】読解力はその子の人生を豊かにする
・読解力は人を支える力の源
・言葉が立つ子、言葉が出ない子
・子どもらしい「話す力」を身につける
・読解力に必要な「聞く力」
・ひとりっ子、きょうだいのいる子
・社会の役に立つ子どもを育てる
・本の世界で素直さを育む
・いろいろな人との関わりを持とう
・過保護が読解力の芽を摘む
・自分を癒す時間をつくる
◆COLUMN~中島先生おすすめの本(1)~親子で癒される画集・写真集

【Part2】毎日の生活で読解力を身につける
・親の話題は、子どもの話題
・さりげない会話を心がけよう
・子どもが考えていることを聞いていますか?
・身近なものをいっしょに感動する
・さまざまなアートを鑑賞しよう
・知識に偏りすぎていませんか?
・文字を覚えるのは早くなくていい
・絵日記で言葉を豊かにする
・英語は日本語の語彙を増やしてから
・「百聞は一見にしかず」は、ちょっと待って!
・スポーツで読解力を育む
・ちょっとスマホと離れてみませんか?
・ゲームとのつき合い方
・テレビは家族のコミュニケーションツールとして
・ページをめくるワクワク感を体験させよう
◆COLUMN~中島先生おすすめの本(2)~子どもと会話が楽しめる絵本

【Part3】子どもといっしょに言葉遊び
・あっち向いてホイ
・あたまとり
・ジェスチャー遊び
・ババ抜き
・七ならべ
・あやとり
・お話づくり
・指人形、パペット
・伝言ゲーム、伝えてお絵かき
・なぞなぞ
・早口ことば
・歌を歌う
・公園遊び
・山手線ゲーム
・かるた遊び
・ボードゲーム
・辞書引き遊び
・漢字遊び
・回文、暗号文
◆COLUMN~中島先生おすすめの本(3)~お話づくりができる! 字のない絵本

【Part4】読み聞かせで読解力を育む
・大人が楽しくなければ、子どもも夢中にならない
・子どもは読み聞かせでぬくもりを感じている
・同じ本を繰り返し読みたがるのは……
・さまざまな本を読んであげよう
・声のトーンを変えたり、アドリブをつけたりする
・読み聞かせはいつすればいい?
・読み聞かせは親の隣で!
・子どもが間違った捉え方をしたら
・読みっぱなしでOK?
・ときにはつくり話をしてあげよう
・長編を読み聞かせる意義
◆COLUMN~中島先生おすすめの本(4)~次の日も続きが読める長編

【Part5】本当の本好きな子にするために
・お父さんやお母さんの読書習慣が大切
・リビングやトイレに本を置く
・図書館へ連れて行こう
・書店では子どもに選ばせよう
・よい本に年齢はない
・シリーズものには要注意!
・外遊びやスポーツ好きな子どもの読書
・マンガ好きな子どもには……
・「勧善懲悪」はほどほどに読む
・いいなと思った本を子どもに伝える
・少し背伸びした本をさりげなく置く
・音読で先読みできる力をつける
・大人も子どもの世界をのぞいてみよう
◆COLUMN~中島先生おすすめの本(5)~大人も読んでおきたい絵本

【Part6】中島先生に聞きたい! Q&A
Q:読み聞かせをしようとすると、本を破いてしまいます(3歳)
Q:絵本の読み聞かせをしているときに、「何で? どうして?」と聞いてくるので、なかなか読み進められません(3歳)
Q:アニメ調と本格絵画の挿し絵のどちらを選べばよいですか?(4歳)
Q:図鑑ばかりを読みたがるのですが……(5歳)
Q:親が与えた本だけ読み、自分では選ぼうとしません(小1)
Q:図書館に連れていくとすぐに飽きてしまいます(小1)
Q:共働きなので読み聞かせの時間がとれません(3歳)
Q:親に表現力がないので、子どものお手本にならないのではと思ってしまいます(小1)
Q:小学生になったのに、絵本ばかり読んでいます(小2)
Q:ルールを守らないのでゲーム機を壊してしまいました(小3)
Q:主人公の気持ちに共感できずに読むのをやめてしまいました(小3)
Q:伝記ばかりを読みたがります(小3)
Q:ありきたりの平凡な作文しか書けません(小2)
Q:読書好きなのに国語のテストでいい点数がとれません(小3)
Q:すぐに『うんこ』や『おなら』に結びつけたがります(3歳)
◆COLUMN~中島先生おすすめの本(6)~ 別の世界を垣間見られるマンガ