頁数/仕様
128ページ / 縦:21cm 横:14.8cm
初版
2018年8月
在庫
在庫あり

認知症予備群から卒業!
「かくれ認知症」は“認トレ”で防ぐ・改善する

今や1000万人以上が「かくれ認知症」。あなたにも認知症がかくれているかも! 知力・運動・食事・生活習慣の観点から予防・改善法を紹介しています。「かくれ認知症」を防ぐ「認トレ」問題つきです。
著者(肩書) 広川慶裕《ひろかわクリニック院長》
主な著作 『あなたの認知症は40歳からわかる』(悟空出版)
税込価格 1,296円   (本体価格:1,200円)
対象 一般
頁数/仕様 128ページ / 縦:21cm 横:14.8cm
初版 2018年8月

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かくれ認知症――読者のみなさんにとっては、この言葉にあまりなじみがない、あるいは、初めて目にされる方も多いと思います。
「かくれ認知症」は、認知症予備群、または認知症に気づいていない時期および状態を的確に表現しており、最近徐々に使われはじめています。

もともと認知症は、後天的な何らかの原因により、持続的に認知機能(記憶力に代表される)が低下し、かつ、日常生活に支障をきたした状態と定義されています。この定義通りに認知症を診断するときにもっとも重要であり、しかし難しいのが、「日常生活に支障をきたしているかどうか」をどのように判断するのかということです。なぜなら、多少の不都合があったとしても、通常の生活を続けている限りにおいては、認知症による“微妙な変化”に、本人や家族はなかなか気がつかないからです。

認知症、特にアルツハイマー型認知症は、発症する20数年前から、脳内にアミロイドβペプチドという異常タンパク質が蓄積しはじめると言われています。厳密に言うと、この異常タンパク質が蓄積しはじめたときを「発病」、そして、症状が出はじめたときを「発症」と定義することが可能です。つまり、発病から発症までの20数年間は認知症が潜行している、かくされていると考えられるのです。
そうであれば、日常生活に障害が生じるときにはすでに、脳内の変化がかなり進んでしまっているということです。この事実がまさに、かくされた状態の認知症、つまり「かくれ認知症」が近年、殊更に取り沙汰される大きな理由のひとつなのです。

最新の認知症研究の大きな成果のひとつとして挙げられるのが、認知症は予防にしろ治療にしろ、とにかく早く取り組むことがもっとも重要であると判明したことです。予防や治療にいち早く取り組むことによって、神経細胞への影響が最小限に抑えられます。早期発見、早期治療の意味は、まさにここにあります。誰であれ「かくれ認知症」を視野に入れて、たとえ「発病」していたとしても、「発症」する前に何らかの手を打つことが、とても大切なのです。

本書では、「かくれ認知症」のありようとともに、私が開発した認知症予防法である「認トレ」について説明しています。一人でも多くの方が、この「認トレ」に取り組むことによって、認知症の不安から解放されることを期待しています。
そして本書が、認知症についての警告の書であるとともに、啓発の書となれることを切に願っています。  (「はじめに」より)

【第1章】あなたにとって他人事ではない「かくれ認知症」
・ところで、認知症ってどんな病気?
・「認知症」は氷山の一角
・検査をすれば、認知症は見つけられます
・認知症は「生活習慣病の終着駅」
・認知症と血管、エネルギーの関係
・目指したいのは、認知症治療や予備群からの「卒業」
・「かくれ認知症」を見逃さず、幸せな老後を
・認知症チェックシート(家族用)

【第2章】「かくれ認知症」を防ぐ・改善する「認トレ」知力編
・「認トレ」をはじめましょう!
・「認トレ」を行なうときの3つのポイント
・2つ以上のことを同時に行ないます
・「音読」と「書き写し」で脳に刺激を
《認トレ知力トレーニング》
(1)足りない数字は?
(2)計算ピラミッド
(3)ブロックカウント
(4)ひらがな計算
(5)さいふに残るのは?
(6)いくつある?
(7)線つなぎ言葉
(8)まちがいさがし
(9)裏返し時計
(10)計算迷路
(11)書きとり鏡文字
(12)部首あてはめパズル
(13)覚えていますか?
(14)何人ですか?
・オリジナル問題をつくってみましょう

【第3章】「かくれ認知症」を防ぐ・改善する「認トレ」身体編
・運動で血流を改善し、脳の萎縮を防ぎましょう
・耳マッサージで血流アップ!
《認トレまいにちエクササイズ》
(1)耳マッサージ
・深呼吸をしてみましょう
《認トレまいにちエクササイズ》
(2)ながら深呼吸
・なわとびで元気に!
《認トレまいにちエクササイズ》
(3)股関節まわし
(4)かかと落とし
《認トレエクササイズ》
(1)親指1本ずらし
(2)手足じゃんけん
(3)歌に合わせて『かたつむり』
(4)両手で鏡文字
(5)指揮者の腕ふり
(6)足ふみ・3の倍数
(7)足ふみ・3の倍数カウントダウン
(8)足ふみ引き算

【第4章】「かくれ認知症」を防ぐ・改善する「認トレ」生活習慣編
・メタボにご注意
・スイーツはほどほどに
・歯を大切にしましょう
・よい睡眠が元気の素
・「血管の老化」にご用心
・テレビを減らし、読書を増やしましょう
・“ちょっとずらしの生活習慣”

【第5章】「かくれ認知症」を防ぐ・改善する「認トレ」食事編
・炭水化物の摂取を控えましょう
・タンパク質の摂取を増やしましょう
・卵、しじみ、ナッツ類を食べましょう
・MCTオイルを活用しましょう
・サプリメントでビタミンを補充
・薬物療法について少しだけ

【第6章】まだまだある!「かくれ認知症」の予防と改善
・自分に合う医師を探しましょう
・「MCI検診」は人生の前向きな選択
・“ながらウォーキング”のすすめ
・指を使って記憶力トレーニング
・目についた数字で計算力トレーニング
・日記を書きましょう
・「エピソード経歴書」をつくってみましょう
・感動、共感、笑顔、幸福