頁数/仕様
192ページ / 縦:18.8cm 横:12.9cm
初版
2019年7月
在庫
在庫あり

[マンガでわかる]
お母さんのガミガミが子どもをダメにする

長年、支持され続けるベストセラー『お母さんのガミガミが子どもをダメにする』をマンガ化。子どもがのびのびと育つメソッドはそのままに、いっそう読みやすくなりました!
著者(肩書) 山崎房一《新家庭教育協会創立者》
協力:髙柳静江《新家庭教育協会理事》
主な著作 『お母さんのガミガミが子どもをダメにする』(PHP研究所)
編集等
税込価格 1,430円   (本体価格:1,300円)
対象 幼児~小学生の保護者
頁数/仕様 192ページ / 縦:18.8cm 横:12.9cm
初版 2019年7月

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子育てにさまざまな悩みを抱えているお母さん。やさしいお母さんを目指していますが、ついつい子どもの行動の遅さにイライラして怒ってしまいます。
ある日、ちょっと気になって私が主催する子育て教室にやってくる2人の子どもに聞いてみました。

お母さんが怒ると、どんな気持ちになるの?
「心がビューンって縮まっちゃうの。心がピカピカ光ってたのに真っ暗になる」
「ガクーンってなって、泣いちゃって、お母さんを叩きたくなるんだ」

お母さんが毎日ガミガミ怒ってばかりいたら?
「僕たち、病気になっちゃうよ……」
と、2人は口を揃えます。
じゃあ、お母さんが怒ったことを謝ると、どんな気持ちになる?
「心のモヤモヤがスーッと消えて、ニコッとなって、チュッして、顔が笑って、それでおしまい」

子どもたちは、なんて感受性豊かなんでしょう。 お母さんの様子を気にかけながら、自分の心でいろいろなことを思い、自身で成長していきます。
それに気づいたとき、このお母さんは、「忙しいからはやく言いなさい」「あなたが言いたいことは、つまりこういうことでしょう?」と子どもの先回りをしたり、ガミガミの連続攻撃を繰り出したりすることをやめました。
するとどうでしょう。子どもたちの表情に安心感が広がり、今までよりも自発的にやる子になったのです。

「あんなに苦しかった子育てが、こんなに楽しいとは思いませんでした」

子育てが楽しいお母さんに育てられると、どんな子もみるみるうちに素晴らしい子に変わるから不思議です。その楽しさを、あなたも体感してみませんか?  (「プロローグ」より)

※本書は、PHP研究所より1993年に発刊された『お母さんのガミガミが子どもをダメにする』を再編集し、発行したものです。

【1章】ガミガミをやめれば子どもは変わる!
・問題点PICK UP
・ガミガミと子どもを怒るのはなぜですか?
・子どもに否定的なことを言うとできない子になる
・長所が書けない子どもたち
・子どもはお母さんの言葉でつくられる
・ほめられると子どもは前に進む
・1章まとめ

【2章】ほめるほど子どもは伸びる
・問題点PICK UP
・「勉強しろ」の言葉で学習は苦しみに変わる
・小、中学生までの子どもに悪口を言うのは教育の破壊
・親のつとめはささやかな成功をほめること
・集中力を促すのは安心感
・2章まとめ

【3章】いつでも子どもの味方になる
・問題点PICK UP
・「都合のよい子」が本当のよい子?
・「認めてもらいたい」という欲求に気づく
・許すと子どもは立ち直る
・「お母さんが悪かったわ」のひと言で子どもは成長する
・子どもを強くする「お母さんは味方」という意識
・3章まとめ

【4章】ガミガミ言わないお母さんになる
・問題点PICK UP
・母親の禁止、抑制が子どもの成長を止める
・子どもの個性を認めないお母さん
・真の母性とは
・自分自身への不満がガミガミの震源地
・お母さんを疲れさせている「欠点過敏症」
・大切な言葉のキャッチボール
・伸びる子どもは母親次第
・愛は行動がなければ生まれない
・自分と子どもに100点満点をつけよう
・4章まとめ

・1ヵ月でみるみる変わる! お母さんと子どもの「NOガミガミ生活」
・読者のみなさまへ

1993年に発刊された本書は、世代を超えて読み継がれています。今回、忙しい毎日でも読みやすく、事例の状況がわかりやすいマンガを使用して刷新しました。今まさに子育て奮闘中の方、毎日ガミガミしてしまって自己嫌悪に陥っている方に本書を手に取っていただき、今しかない子どもとの時間を大切にしていただきたいと思います。