頁数/仕様
120ページ / 縦:21cm 横:14.8cm
初版
2020年10月
在庫
在庫あり

老け顔解消!
まぶたが下がる「眼瞼下垂」はこうして改善する

「目が小さくなった気がする」「いつも眠そうに見られる」「まぶたが重い」など、気になるまぶたのたるみ・下がりを予防・改善するエクササイズや治療法を眼科専門医が紹介。
著者(肩書) 小栗章弘《医療法人弘鳳会理事長》
主な著作 『近視を治して「生涯視力1.0」を実現する30の生活習慣』(幻冬舎メディアコンサルティング)
編集等
税込価格 1,430円   (本体価格:1,300円)
対象 一般
頁数/仕様 120ページ / 縦:21cm 横:14.8cm
初版 2020年10月

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ある調査によると、中高年女性のおよそ8割以上の方が、加齢による「まぶたの下がり」に悩んでおられるということです。
実際、私のクリニックにも、「目が小さくなった気がする」「いつも眠そうに見られる」「ものが見にくくなってきた」「まぶたが重い」など、「まぶたの下がり」にお悩みの患者さんが毎日多数来診されていますし、手術による治療も毎日数件実施している現状です。

私はこれまで20年以上にわたって緑内障や近視、眼瞼下垂などの目のトラブルの治療に携わり、2001年にはオルソケラトロジー(視力回復コンタクトレンズによる近視視力回復治療)をわが国でいち早く導入するとともに、レーシック(エキシマレーザー角膜屈折矯正手術)など、最新の知見による治療法も積極的に採用し、独自の安心・安全な方法を確立してきました。
そういった臨床活動と並行して、目のトラブルの原因や仕組みについての研究も長年続けています。オルソケラトロジーやレーシックにも即効性のある対症療法としての意義がありますが、臨床と研究の積み重ねから得た結論は、「生活習慣の改善によってこそ、目のトラブルは改善する」ということに尽きます。
目のトラブルの原因には、「体や血液の酸化」が大きく関わっていると私は考えています。目と体は密接につながっており、「酸化」による不調が知らず知らずのうちに目に大きなダメージを与えていると考えられます。だからこそ、生活習慣を改善して体の酸化状態を是正すれば、健全な視機能を取り戻すことができると思うのです。

どのような病気も、「その場しのぎ」の対症療法だけでは完治しないと私は考えています。目やまぶたのトラブルも同様で、不調を根本的に見直し、原因を取り除くことで、本来の機能回復へと向かうことができます。
本書によって、一人でも多くの方々が「まぶたのお悩み」から解き放たれ、スッキリとした視界と心を取り戻し、見通しの良い豊かな人生を歩み続けられることを願っています。  (「はじめに」より)

【PART1】どうしてまぶたが下がってくるのでしょう?
◇「なんだかまぶたが下がってきた?」と感じていませんか?
・まぶたは働き者です
・眼瞼下垂が病気を招くって本当?!
◇おでこのシワに要注意
・「おでこのシワ」にヒントがあります
◇まぶたが開閉する仕組み
・上眼瞼挙筋とミュラー筋
◇眼瞼下垂はどうして起きる?
・元凶は「まぶたへの継続的な刺激や負担」です
■眼瞼下垂の原因
(1)加齢
(2)コンタクトレンズ
(3)花粉症などのアレルギー症状
(4)二重コスメ
■まぶたが重く感じる症状
(1)眼精疲労
(2)ドライアイ
(3)自律神経失調症
(4)重力筋無力症
(5)交感神経の過度の緊張

【PART2】家庭でできる! 眼瞼下垂を予防・改善する方法
◇毎日の生活でできる予防法
・手術を受ける以前に予防が大切です
■眼瞼下垂の予防法
(1)目をこすらないようにしましょう
(2)コンタクトレンズはできるだけ控えましょう
(3)まばたきの回数を増やしましょう
(4)適度に休憩しましょう
(5)目薬を利用しましょう
(6)規則正しい生活を送りましょう
◇眼瞼下垂の治療
・保存的治療と手術治療
■保存的治療
・アレルギー体質の改善で疾病予防
■手術治療
(1)眼科? 美容形成外科?
(2)美容目的であるときの注意点
(3)健康保険の適用と費用
(4)片眼ずつの施術がおすすめです
(5)痛みと内出血

・寝たまま深呼吸
・ひざ倒し
・眼筋体操
・イルカ追視
・頭皮マッサージ
・顔マッサージ1
・顔マッサージ2
・あいうえお体操
・顔ツボ
・耳ひっぱり
・胸鎖乳突筋ほぐし
・首ストレッチ
・わき伸ばし
・胸そらし
・かんたん前屈

◇私たちが直面する5つの課題を改善しましょう
■5つの課題
(1)アレルギー体質
(2)浅い呼吸
(3)運動不足
(4)視野の狭窄
(5)思考の狭窄・脳機能の低下

【PART3】まぶたと体を元気にする毎日の習慣
◇生活習慣を見直して体質を改善しましょう
・アレルギー体質の改善が急務です
◇あなたの血液、錆びていませんか?
・「血液の酸化」がアレルギー反応を招きます
・食生活の乱れや偏りが錆びを招く?!
■改善ポイント〈水〉
・「蒸留水」は理想の水です
■改善ポイント〈食事〉
・できるだけ無農薬野菜を選びましょう
・「良い野菜」を積極的に摂りましょう
・加工食品の成分表示をしっかり確認しましょう
・「小食」のススメ
・イワシやシラスなどの小魚を選びましょう
・サプリメントを上手に利用しましょう
・ホタテと炭でデトックス
・動物性たんぱく質は控えましょう
・カルシウムは海藻類で補いましょう
・豆乳を飲みましょう
・炭水化物(糖質)を減らしましょう
・ちょっと危ない上白糖
・時には外食を楽しみましょう
・毎日のお茶こそ「無農薬」
■改善ポイント〈腸〉
・「腸内フローラ」を整えましょう
■改善ポイント〈生活習慣〉
・「鼻呼吸」と「深呼吸」をしましょう
・ガチガチの体をほぐしましょう
・睡眠時間を7時間確保しましょう
・電磁波をできるだけ遠ざけましょう
・スマホとの距離感
・太陽光をできるだけ浴びましょう
・歯の治療に金属は避けましょう
・天然素材の肌着を身につけましょう