健康・美容
老化は腎臓でくい止める! 自分でできる腎マッサージ
腎臓は健康長寿にとって大切な臓器。腎臓の衰えを防ぎ、腎機能の向上に役立つ「腎マッサージ」など腎活体操を紹介。腎臓を健康に長持ちさせて全身の老化を防ぎましょう。著者(肩書) | 髙取優二《医学博士、腎臓専門医》 |
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主な著作 | |
編集等 | |
税込価格 | 1,540円 (本体価格:1,400円) |
対象 | 一般 |
頁数/仕様 | 128ページ / 縦:21cm 横:14.8cm |
初版 | 2024年10月 |
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現代社会では、人々はストレスや不規則な生活リズム、偏った食生活が原因で、体調を崩しやすい環境におかれています。老化の進行を遅らせ、健康を維持するためには、全身のバランスを整えることが重要です。その中でも特に注目すべきなのが、腎臓の健康です。
腎臓は体内の老廃物を排出し、体液のバランスを保つ重要な役割をになっています。しかし、年齢を重ねるにつれて腎機能は低下し、その結果、全身の老化が進行してしまいます。本書では、そんな腎臓の健康を保つための手軽な方法として、1日たった1分でできる「腎マッサージ」をはじめとする「腎活体操」を提案します。
腎マッサージは、特別な道具やサプリメントを必要とせず、自宅で簡単に実践できる方法です。このマッサージを習慣化することで、腎臓の機能を向上させるだけでなく、全身の代謝を活性化させ、若々しさを保つ効果が期待できます。また、リラックス効果も高く、ストレスの軽減にも役立ちます。
多くの方々にこの素晴らしい方法を伝えたいという思いから、この本を執筆することにしました。本書では、まず腎臓の基本的な機能や老化との関係について解説し、その後、具体的な腎活体操の手法をわかりやすく紹介していきます。
さらに本書では、腎臓を健康に保ち、その機能を長持ちさせるための生活習慣についても詳しく解説しています。毎日の基本的な習慣が、腎臓の健康にどれほど大きな影響を与えるかを知ることで、日々の生活に取り入れやすくなります。
この本を手にとられた皆さまには、ぜひとも腎活体操を実践し、その効果を実感していただきたいと思っています。健康で若々しく毎日を送るための第一歩として、本書が皆さまのお役に立てることを心から願っています。
そして何より、続けることで得られる効果は、単なる体調の改善にとどまらず、精神的な安定や生活の質の向上にもつながります。忙しい日常の中で、自分自身と向き合う時間をもつことの大切さも、これらの体操を通じて感じていただけるでしょう。
さぁ、いっしょに腎臓の健康を保ち、老化を遅らせるための旅を始めましょう。本書が皆さまの健康と幸福に貢献できることを祈っています。 (「はじめに」より)
【第1章】人は腎臓から老化する
1.最近老けたと思いますか? 腎臓の老いが始まっています
・腎機能チェックリスト
2.腎臓が寿命を決めます
3.腎臓はおしっこを作っています
4.酸素が足りなくなると赤血球を作って貧血を防ぎます
5.血圧を調整し、骨を丈夫にするのも腎臓です
6.腎臓の不調はむくみの原因になります
7.腎臓の機能が低下すると出る症状と病気
8.健康診断の数値で腎臓の元気度がわかります
9.腎臓のアンチエイジングが健康寿命を延ばします
【第2章】老化をくい止める「腎活体操」
・安静第一から運動リハビリへ
・適度な運動を習慣化して腎機能の低下を防ぎましょう
・ストレスを感じたら腹式呼吸で自律神経を整えましょう
・「腎活体操」を行ないましょう
◆腎活体操(1)腎臓をいたわる腎マッサージ
・背中からのアプローチ
・腹部からのアプローチ
◆腎活体操(2)老廃物を流すストレッチ
・手首をのばす
・脇をのばす
・腕の後ろをのばす
・肩こり筋をのばす
・首の筋肉をのばす
・首の前側をのばす
・背中をのばす
・お尻をのばす
・太ももをのばす
・太ももの内側をのばす
・ふくらはぎをのばす(1)
・ふくらはぎをのばす(2)
◆腎活体操(3)腎臓を活性化するエクササイズ
・かかと上げ下げ
・ななめのかかと上げ下げ
・ひざ曲げかかと上げ下げ
・ひざ上げ
・外向きひざ上げ
・股関節回し
・背中のエクササイズ
・体ねじり
◆腎活体操(4)腎機能アップの有酸素運動
・15分ウォーキング
・ゆっくりジョギング
◆腎活体操(5)腎臓をきたえるゆる筋トレ
・オール下半身運動
・よつばい足上げ
【第3章】腎臓の健康を長持ちさせる習慣
1.腎臓を傷つけるリンをとりすぎないようにしましょう
2.活性酸素に対抗する抗酸化食品をとりましょう
3.ミネラル豊富な天然塩を選びましょう
4.たんぱく質は植物性をとりましょう
5.マグネシウムで腎臓を守りましょう
6.腎臓いたわりスープを飲みましょう
(1)豆腐と干ししいたけのしょうがスープ
(2)豚汁
(3)クラムチャウダー
7.アルカリ性食品をとりましょう
8.空腹という「よいストレス」を感じましょう
9.シャワーではなく、バスタブにつかりましょう
10.お酒もコーヒーも大丈夫ですが、たばこはやめましょう
11.サプリメントはとりすぎないようにしましょう
12.腸内フローラを整えましょう
13.沈黙の臓器を大切にして若々しく健康に
《Column》
・陸上用に進化した私たちの腎臓
・運動を続ける5つのコツ
・人体のリンパ節
・腎機能を高めるツボ
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