頁数/仕様
152ページ / 縦:21cm 横:14.8cm
初版
2024年9月
在庫
在庫あり

抗加齢専門医が教える
70歳からが分かれ道! 「老化」を止める食べ方100

70歳からでも遅くない! 今までの食習慣を「少しだけ」変えることで、健康寿命がぐんぐん延びる抗加齢専門医とっておきの「食べ方」100種類をわかりやすく一挙大公開。
著者(肩書) 本間良子《スクエアクリニック院長》
本間龍介《スクエアクリニック副院長、医学博士》
主な著作 『ボケる・ボケないは、食べ方ひとつで決まる! 「脳を解毒する」食べ方』(PHP研究所)
編集等
税込価格 1,540円   (本体価格:1,400円)
対象 一般
頁数/仕様 152ページ / 縦:21cm 横:14.8cm
初版 2024年9月

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美味しいものを食べることは、人生の大きな楽しみのひとつだと言えます。何かイヤなことがあっても、美味しいものを食べるだけで、幸せを感じることができます。
しかし、いくら美味しいからといって、「体によくないもの」を毎日食べ続けると、腸の状態が悪化したり、肝臓や腎臓に負担がかかったり、内分泌系を疲れさせたり、体中の細胞が元気をなくしたりしてしまいます。その結果何が起こるかというと、「老化」の進行を早めることになるのです。
特に70歳前後の方々は、その後さらに老化がどんどん進むのか、それともある程度食い止めながら健康的に暮らせるのかという「分かれ道」にあると言えます。もちろんより早く食生活を改善すれば、より健康な体をつくることができますが、70 歳前後でも遅すぎることはありません。ましてや70代以降は病気が増える時期でもあり、それを可能な限り少なくすることで、人生をよりいっそう楽しめるようになります。
そのためにも、本書で紹介する「食べ方」を、少しずつ実践していってください。   (「はじめに」より)

【プロローグ】「老化」と「食べ方」について知りましょう
・「老化」の原因は体中で生じる「慢性炎症」
・体の「酸化」と「糖化」、そして「意欲の低下」が老化をもたらす
・70歳前後は二度目の更年期?!
・脂質・コレステロール・胆汁のトライアングル
・知っていますか? 「ミトコンドリア」
・メラトニンを増やし、よく眠って認知症を予防する
・「ミトコンドリア」を元気にして、免疫細胞を強くする
・「4つのR」でお腹の環境を整える
・肝臓の負担を減らすことが大切
・腎臓の負担を減らすことも大事
・ミネラルは高齢になっても若いときと同じくらい必要
・「副腎」を元気にして老化を食い止める
・老化を止める食べ方 4つのポイント

【PART1】腸の状態を整える食べ方17
(1)「小麦」をやめてみましょう
(2)グルテンフリーを始める「賢い方法」
(3)「米粉」を使ってみましょう
(4)グルテンフリーのお好み焼き―米粉の関西風お好み焼き
(5)フライパンで簡単!―米粉のお豆腐パン
(6)和食中心の生活に切り替えましょう
(7)「4R」食材いろいろ
(8)「亜鉛のチカラ」で腸粘膜の炎症を修復
(9)「亜鉛」を多く含む食品
(10)亜鉛を美味しくいただく―牡蠣のレモンアヒージョ
(11)「乳製品」が腸を傷める?!
(12)牛乳を「豆乳」に
(13)魚も野菜も美味しくいただける―いわしの和風豆乳スープ
(14)フルーツとアーモンドで栄養チャージ―りんごとナッツの豆乳
(15)食物繊維と発酵食品の「摂りすぎ」に注意
(16)「リーキー・ガット」を防ぐ食べ方
(17)「アンモニア臭」を防ぐ食べ方

【PART 2】肝臓・腎臓の負担を減らす食べ方22
(18)「手づくりスポーツドリンク」で肝臓をサポート
(19)肝と腎をサポートしてくれる「たんぽぽ茶」
(20)加工肉にご用心?!
(21)「食品添加物」はできるだけ摂らない
(22)水銀を含む大型魚をなるべく食べない
(23)アルミニウムを摂らない
(24)肝臓に優しくてごはんも進む―かつおのガーリックステーキ
(25)安心・安全ないわしでつくるお味噌汁―いわしのホクホクつみれ汁
(26)肝臓と腎臓を助けてくれるレモンとスイカ
(27)肝臓の強い味方・小松菜とブロッコリー
(28)肝臓によくてたんぱく質も摂れる―ささみとじゃこと小松菜の炒めもの
(29)肝臓を元気にする―ブロッコリースプラウトのしらす和え
(30)胆汁酸の分泌を促してくれる「杜仲茶」
(31)「薬味」が肝臓を助けてくれる
(32)クランベリージュースで腎臓の機能改善と膀胱炎を予防
(33)解毒促進とアンチエイジングに生姜とターメリック
(34)つい食べてしまったら、塩水かレモン水を飲んで解毒をサポート
(35)アルコールは控えめに
(36)お酒を減らすコツ
(37)「カビ毒」にも注意
(38)「旬」をいただく
(39)2週間で人間の体は変わる?!

【PART 3】内分泌系を元気にする食べ方38
(40)三食ともホルモンの材料になるものを食べる
(41)「旅館の朝ごはん」が朝食の理想形
(42)ホルモンづくりで不足しがちなビタミンB群を補給
(43)ビタミンB群の基礎知識
(44)ビタミンB群を美味しく補給―新玉ねぎと豚肉の炒め煮
(45)栄養豊富な「玄米」でビタミンB群を摂取
(46)玄米食の美味しいレパートリー(1)ヘルシーひじきチャーハン
(47)玄米食の美味しいレパートリー(2)玄米雑炊
(48)「豚生姜焼き定食」は健康食100点満点
(49)「老化」防止には副腎疲労の回復
(50)「ヒスタミン」にはご注意を
(51)「カリウム」の役割
(52)カリウムもたんぱく質も同時に摂れる―ホウレンソウと枝豆のおひたし
(53)アボカドとトマトがあればすぐにつくれる―カリウムたっぷり簡単サラダ
(54)「マグネシウム」の役割
(55)チョコレートが副腎を疲れさせる?!
(56)お味噌汁で「マグネシウム」を補給―あおさのお味噌汁
(57)超簡単! マグネシウムたっぷりの副菜―オクラと塩昆布の和えもの
(58)「マグネシウム」のお風呂でミネラルを補充
(59)「鉄分」がなければ人は生きていけない?!
(60)鉄分補給の定番料理―レバニラ炒め
(61)鉄分だけじゃない“最強のスムージー”
(62)カルシウムで歯と骨を強く
(63)美味しい釜揚げしらすでカルシウムを摂る―キャベツとしらすのカルシウムサラダ
(64)美味しい「ごはんのお供」―カルシウムたっぷり手づくりふりかけ
(65)解毒作用や抗酸化作用に欠かせない「硫黄」
(66)「フィトケミカル」の抗酸化力で老化を食い止める!
(67)代表的なフィトケミカル
(68)自然の恵みを余さずいただく―栄養たっぷりフィトケミカルスープ
(69)「減塩しすぎ」も考えもの?!
(70)油をカットしすぎない
(71)たんぱく質を「魚」で摂る利点
(72)トリプトファン・セロトニン・メラトニン
(73)“血糖値スパイク”が副腎を疲れさせる
(74)人工甘味料の心配な点
(75)カフェインの摂りすぎにも注意
(76)コーヒーの量を段階的に減らす
(77)“エナジードリンク”はできるだけ飲まない

【PART 4】細胞を活性化する食べ方23
(78)朝の1杯の塩水でミトコンドリアを元気に
(79)「酸素不足」の放置は危険
(80)「良質の油」で脳の若々しさを取り戻す
(81)DHA・EPA・α‐リノレン酸
(82)サクサク食感でオメガ3脂肪酸を摂る―いわしのサクサクから揚げ
(83)亜麻仁油でいつもとひと味違うサラダ―さわやかバジル風味のトマトサラダ
(84)コエンザイムQ10をサプリメントで
(85)いろいろなサプリメントを上手に活用
(86)牛や羊の「赤身肉」がミトコンドリアのパワーに
(87)大根おろしでさっぱり美味しい―牛赤身肉のサイコロステーキ
(88)栄養満点! フライパンでできる!―野菜たっぷりジンギスカン
(89)「白砂糖」は極力体に入れない
(90)はちみつ・オリゴ糖・てんさい糖を使う
(91)「甘いもの」がほしいときは栄養豊富なフルーツ
(92)「葉酸」で脳スッキリ
(93)筋肉を増やしてミトコンドリアの働きを改善
(94)食事のキホンは「一日三食」
(95)「食生活の乱れ」にご注意を
(96)食卓をカラフルに
(97)達成率は6割で合格
(98)本間家の食卓の工夫あれこれ
(99)嫌いなものは無理して食べなくていい?!
(100)「食事日記」のススメ