人名事典

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かづきれいこ

(かづき・れいこ)
フェイシャルセラピスト■。歯学博士。REIKO KAZKI主宰。公益社団法人顔と心と体研究会理事長。メイクを通じて女性の心理を追究。また、医療機関と連携し、傷跡ややけど痕などのカバーや、それにともなう心のケアをおこなう“リハビリメイク”の第一人者。生まれつき心臓に穴が開いていたため(ASD)、冬になると“顔が真っ赤”になる悩みを持っていたが、30歳の時にそれがわかり、手術で完治。それを機にメイクを学び、活動を開始。リハビリメイクを通じて、多くの人が抱える「顔」の問題に、メンタルな面からも取り組むフェイシャルセラピストでもある。テレビや雑誌、講演会などでも広く活躍している。2000年に発足した「顔と心と体」研究会から、NPO法人、一般社団法人を経て2014年10月に内閣総理大臣より公益認定を受け「公益社団法人顔と心と体研究会」となる。外観に関する悩みを研究し、学会発表・調査研究をおこない、メイクアップの価値向上に尽力。顔と心と体のつながりを多方面から考え、広く一般の方にも普及、啓発していく。研究会では長年にわたり、高齢者や障がい者施設等でのメイクボランティアに力を注いでいる。

代表的な著書に、『リハビリメイク 生きるための技』(岩波アクティブ新書)、『自分の顔が好きですか?』(PHP研究所)、『永遠に若く!運命を変える!かづきメイク術』(主婦の友社)などがある。日本医科大学形成外科学教室非常勤講師、東京女子医科大学非常勤講師、順天堂大学大学院医学研究科協力研究員、大阪大学歯学部招聘教員、日本歯科大学新潟生命歯学部歯科矯正学講座非常勤講師、広島大学歯学部非常勤講師ほか4大学にて、非常勤講師を務める。
(データ作成:2015年)