人名事典

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三木 清

(みき・きよし)
1897年、兵庫県に生まれる。京都帝国大学で西田幾多郎に師事。1922年からヨーロッパに留学し、M.ハイデッガーらに学ぶ。1925年に帰国し、1927年に法政大学教授となるが、1930年に日本共産党への資金援助の嫌疑で検挙され、退職。以後、文筆活動を中心に活躍する。1945年、治安維持法の容疑者をかくまった嫌疑で検挙され、終戦後の同年9月26日に豊多摩拘置所で獄死。『人生論ノート』は戦中・戦後の青年たちに愛読された。
(データ作成:2009年)