人名事典

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丸山敏雄

(まるやま・としお)
1892年(明治25)、福岡県生まれ。広島高等師範学校を卒業し、師範学校などの教諭として奉職。その後、37歳で広島文理科大学に入学。日本の精神文化・歴史を研究するとともに、書道・和歌などでも研鑽を積む。その後、宗教や道徳などの研究を土台に自らの実践体験を積み上げ、「人間生活の法則=すじみち」を研究し、戦前の道徳を超える生きた生活法則を発見。これを「純粋倫理」と名づけ、その体系化に心血を注ぐ。昭和20年に倫理運動を興し、「新世文化研究所」(後の倫理研究所)を創立。自ら普及活動の陣頭に立ち、教育や講演に情熱を注ぐ。1951年(昭和26)12月14日逝去。その高い志は現在、社団法人倫理研究所に引き継がれている。
(データ作成:2007年)