人名事典

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原崎裕三

(はらさき・ゆうぞう)
広告プランナー・経営コンサルタント

▼1972年東京都生まれ。高校在学中に印刷関連会社のアルバイトをしたことがきっかけになり、広告業界に携わるようになる。▼しかし、悪い上司に捕まり、評価は最悪。会社のお荷物的な存在で何をやっても評価されない生活を2年半ほど過ごした。▼本書に記されている方法を考え、実行に移したことで社内ヒーローになる。その後、現状に満足できなくなり、23歳のとき退社。▼その後、元上司の誘いを受けて、印刷会社の新規開業に協力。順調に滑り出したように見えたが、パソコン普及の波に呑まれ、仕事量が減少。リストラされた。▼それから3ヶ月後の1998年10月、売れる広告の企画制作会社エモーションを設立。営業経験がほぼゼロに等しい状態だったが、広告を活用し、集客活動を行う。自社の広告を自らのコストで打ちながら、売れる広告の研究開発を進めるようになる。▼ところがそう簡単にはうまくいかない。自己資金に用意していた300万円のお金をつぎ込み、国民生活金融公庫から融資を受ける羽目になる。▼倒産寸前という状態になってしまったが、この出来事をきっかけに「売れる広告の企画手法」「売れる広告の作り方」などの開発に成功する。▼この経験を元に2001年2月、経営コンサルタントとしての活動も始める。インターネットを巧みに利用し、2500社以上の経営相談にあたる。▼現在は「できる男」を量産する活動を行うほか、広告プランナー・デザイナー・コピーライターとしての活動も行う。▼主な著書に『「バカ売れ」の法則』(PHP研究所)などがある。

(データ作成:2003年)