人名事典

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富山和子

(とみやま・かずこ)
1933年、群馬県生まれ。早稲田大学文学部卒業。現在、立正大学教授、日本福祉大学客員教授。環境問題の草分けで、水問題を森林の問題にまで深めたこと、「水田はダム」との理論を提起したことでも知られ、その総合的な研究は富山学と呼ばれる。自然環境保全審議会委員、林政審議会委員など多数歴任。「富山和子がつくる日本の米カレンダー」を制作。

著書に『川は生きている』(第26回産経児童出版文化賞)『森は生きている』『道は生きている』『お米は生きている』(第43回産経児童出版文化賞大賞)『水と緑の国 日本』(以上、講談社)『ひみつの山の子どもたち』(新版、童話屋)『水の文化史』『日本再発見 水の旅』(以上、文藝春秋)『水と緑と土』『日本の米』(以上、中公新書)などがある。

(データ作成:2001年)